ネットワークセキュリティを制する者がITエンジニアを制す!今後ITエンジニアに欠かせない技術とは

ネットワークセキュリティを制する者がITエンジニアを制す!今後ITエンジニアに欠かせない技術とは

インターネットの発展に伴い、私たちのデータや情報は何でもITで管理されるようになってきました。一昔前は大切な顧客情報やカルテ・契約書などは全て「紙」で保存していましたが、今は「電子」が主流ですよね。

情報をデジタル化することで、必要なデータを簡単に抽出できる上、膨大なデータ管理も簡単にできるようになってきました。しかし、ここで新たな問題が発生しています。それはITネットワークを介したさまざまな犯罪やトラブルです。

特にITエンジニアを目指している方はこれからセキュリティ対策の重要性はますます高まっていくでしょう。今回は、今後注目を集めるネットワークセキュリティの重要性や、スキルの習得法などをご紹介します。

さまざまな犯罪が!巧妙化するセキュリティの脅威

shutterstock_313815854
ハッキングやランサムウェア・サイバー攻撃・コンピューターウィルスといった、セキュリティの脅威はどれも他人事ではありません。私たちの情報を狙っている犯人は国内だけではありません。世界中の優秀なハッカーが常に高度な技術を使って不正アクセスを行えるチャンスを伺っているのです。

恐ろしい「ランサムウェア」とは?

上記に挙げた犯罪の中でも特に巧妙化しているのが、「ランサムウェア」という身代金要求型の不正プログラムです。ランサムウェアに感染するとコンピューター内のデータが全て暗号化されてしまい、操作ができなくなってしまいます。

そして、身代金と引き換えに暗号化の解除を行うこと、期限内に身代金を収めない場合はデータ全てを削除してしまうといった条件付きの要求が提示されます。

ランサムウェアのメインターゲットは、膨大なデータを扱っている企業や患者のカルテ情報を管理している医療機関、国民の大切な個人情報を扱っている政府機関などです。ランサムウェアに感染するとその被害の大きさから要求に従わざるを得ない状況に陥ってしまい、莫大な身代金を支払っている法人・公の機関も少なくありません。

しかし、実際に被害に遭っても、事実を公表したり警察に報告したりせずに自分たちで要求通りの身代金を支払って解決しているケースも多いといわれています。なぜなら、ランサムウェアの被害に遭ってしまうということは「セキュリティレベルが低い」ということを一般に公表してしまうことになるからです。つまり、顧客や市民の信頼性を失うことになってしまうのです。

またランサムウェアのターゲットは法人だけではなく個人にも広がってきています。法人ほど身代金の要求額が高くないので支払ってしまう被害も増えてきているようです。このようにさまざまなインターネット上での犯罪が増え続ける中、ITセキュリティの高さは常に重要となってきています。

今後のITエンジニアはセキュリティ対策能力の高さが求められる!

shutterstock_318509219
ランサムウェアを含めたインターネット上での犯罪からデータを守るのは、ITエンジニアの大きな仕事のひとつです。今後、高いセキュリティ対策技術をもつITエンジニアの需要が高まることが予想されます。

例えばインフラエンジニアのセキュリティ対策。インフラエンジニアはネットワーク上のインフラの設計・構築・運用を行います。

顧客の組織体系や技術面を考慮し、セキュリティ弱点を考慮した上で設計を行う必要があります。構築・運用では、脆弱性を見つけるために疑似攻撃を行い脆弱性診断します。サイバー攻撃や不正アクセスの早期発見・早期解決もインフラエンジニアの仕事です。

また、プログラムを開発するシステムエンジニアやプログラマもセキュリティ知識が重要です。プログラム自体のセキュリティレベルが弱いと簡単にウィルスに感染したりサイバー攻撃に遭ったりしてしまいます。

このようにITエンジニアは今後高いセキュリティ技術を習得し続ける必要があります。

ITエンジニアはどのようにセキュリティ技術を身につけていくのか

shutterstock_328149227
それではITエンジニアを目指すことを検討している皆さんのために、どのようにセキュリティ技術を身につければいいのか説明していきましょう。

近年重要性が高まるセキュリティ技術者の育成のために、国もさまざまな施策を行っています。

サイバーセキュリティ分野で初の国家資格!「情報処理安全確保支援士」を開始

「情報処理安全確保支援士」という新しい国家資格は、まだ誕生したばかりです。最新のサイバーセキュリティ知識・技術を身につけ、さらに高度で実践的な専門人材の育成と確保を目的として国が開始した資格制度です。尚、第一回の試験は平成29年4月に実施されました。

情報処理安全確保支援士とは、サイバーセキュリティに関する知識・技能を活用して企業や組織における安全な情報システムの企画・設計・開発・運用を支援し、また、サイバーセキュリティ対策の調査・分析・評価を行い、その結果に基づき必要な指導・助言を行う者です。サイバーセキュリティの確保に取り組む政府機関、重要インフラ事業者、重要な情報保有する企業等のユーザー側及びこれら組織に専門的・技術的なサービスを提供するセキュリティ関連企業等のいわゆるベンダー側の双方において活躍が期待されます。
引用元:経済産業省 「2016年10月21日 ニュースリリース

情報処理安全確保支援士に合格した後も、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が経済産業大臣の認可を受けて実施するサイバーセキュリティに関する講習を受ける義務があります。

サイバーセキュリティは日々状況が変わってくるため、高い専門性を維持するには継続的に最新の情報・知識・技術を学ぶ必要があるのです。セキュリティ関係の資格習得をお考えの方は、情報処理安全確保支援士の国家資格に挑戦してみてはいかがでしょうか。

独立行政法人情報処理推進機構による情報セキュリティ啓発の提供

「国家資格を取得するのは難しい…」という方は独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が提供している情報セキュリティ啓発を利用することをおすすめします。

IPAは、前述の情報処理安全確保支援士の国家支援を実施している機関です。最新のセキュリティ情報からセミナー・講習の案内、独学で学べる各種ツールを紹介しています。その他にもIPAでは公に実施された調査結果や毎年発行されるIT人材白書を発行しています。

これらを利用して自分でセキュリティ技術を身につけていくのもよいのではないでしょうか。

参考元:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)情報セキュリティ啓発

ITエンジニアの基礎ならUZUZで学ぼう

shutterstock_398229709
セキュリティ技術を身につける前にまずはITエンジニアとして就職したいという方は是非UZUZを利用しましょう。

未経験からITエンジニアになるための基礎をウズウズカレッジという研修を通して身につけることができます。その他にもひとりひとりに合った就活サポートで納得いくまで就職活動を続けることができます。

これらのサービスは全て無料です。

悩む前にまずはウズウズカレッジへ登録を。
▼未経験からインフラエンジニアになれる!内定率83%の『ウズウズカレッジ』への登録はこちらから。

個別サポートを受けながら就職活動を進めたい方はこちらのウズキャリ既卒へご登録ください。
▼徹底した個別サポート!未経験者の就活に圧倒的強みを持つ『ウズキャリ既卒(ウズウズキャリアセンター)』への登録はこちらから。

おわりに

今後IT社会の発展と共にITエンジニアの需要は高まり続けます。しかしその中で確実にキャリアを積んでいくのであれば、最新のIT技術・IT産業の動向・ITセキュリティなど時代の流れをいち早くキャッチして柔軟に対応していくことが求められます。

ITエンジニアを志すのであれば、ぜひセキュリティ技術の高いITエンジニアを目指してください。

YAYA
YAYA

化粧品メーカーでの研究開発、商品企画、また調剤薬局での薬剤師としての勤務経験を経て、現在はオランダで英語を身につけながら、執筆活動に取り組んでいます。