「IT業界はブラック企業が多い」は間違い!?“離職率のホント”を徹底調査!

「IT業界はブラック企業が多い」は間違い!?“離職率のホント”を徹底調査!

就職するのであれば離職率の低い職業に就いて働き続けたいですよね。

IT業界への就職を検討している皆さんの中には、「IT業界はハードワークでブラック企業が多い」「入社してもすぐに辞めてしまう」など、IT業界は離職率が高いイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

しかし実際のところ、IT業界は決して離職率の高い業界ではありません。中には離職率の高いIT企業も存在します。しかし、その理由を調べてみると「ブラック企業だから」「激務だから」という理由ではなく、IT業界独特の事情がありました。

IT業界の離職率は高い?低い?

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厚生労働省が公表している「平成27年 雇用動向調査」によると、情報通信業の離職率は10.7%という結果が得られています。

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引用元:厚生労働省 「平成27年 雇用動向調査

一方で、最も離職率の高い産業は「宿泊業・飲食サービス業」の28.6%、最も離職率の低い産業は「複合サービス事業」の8.1%でした。複合サービス事業とは、郵便局や農業協同組合など、公共事業と保険事業や信用事業などを合わせたさまざまなサービスを提供する事業を示します。

それでは、情報通信業の離職率10.7%は一般的に高い数値なのでしょうか。それとも低いのでしょうか。ひとつの目安として「離職率が10%を切っていたらその業界は離職率が低い」といわれています。したがって、10.7%のIT業界は決して「離職率が高い」とはいえません。

しかし、情報通信業の中にはさまざまな職種が含まれます。全ての職種の平均が10.7%ということがポイントになるのです。もちろん職種だけでなく、会社によっても離職率は大きく異なります。ただし、「離職率の高いIT企業がブラック企業」とは一概にはいえないのです。

離職率が高い=ブラック企業ではない!?

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IT産業自体まだ歴史が浅く、IT業界には歴史のある企業は存在しません。大手IT企業であってもインターネットの発展と共に急成長した会社ばかりです。つまり、IT業界は誕生したばかりのベンチャー企業が多く、社内で全てのIT技術の工程をカバーしている会社が少ないという現状があります。

そのため「他の工程の知識・技術を身につけてキャリアアップしたい」というITエンジニアなどは転職しなければならず、それが離職率を上げている要因だといわれています。

しかし、今後はITベンチャー企業の成長に伴って、全てのIT技術工程を一社で行う企業も増えてくることが予想されます。そうなってくると自然に離職率は下がってくるでしょう。

さらに、ベンチャー企業はスタートしてまだ10年以下の若い企業が多いので、企業の平均年齢が若い傾向があります。それに伴ってITエンジニアの平均年齢が低いことも離職率を上げる要因につながるのです。日本の終身雇用制度は終わりが近づいており、特に若い世代では転職は決して珍しいことではありません。

一昔前は「転職」というとネガティブなイメージが多かったのですが、最近ではキャリアアップやライフスタイルの見直しなど、ポジティブな理由で転職する人が増えています。

このように、IT業界は離職率が上がる要因が他の業界よりも多く存在します。「この企業は離職率が高いから辞めておこう」と判断するのではなく、なぜ辞めている人が多いのか理由を探ってみることも大切です。

IT業界離職率の男女差は?

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最近ではIT人材の需要の高まり、人材不足などの背景から、女性もIT業界やITエンジニアを目指す方が増えてきました。

IT業界の離職率で男女差はあるのでしょうか。少し前のデータになりますが、情報処理推進機構が公表している「IT人材白書2011」によると、入社10年目の社員の男女の在職率を比較したとき、男性の方が在職率が高いことがわかります。

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引用元:独立行政法人 情報処理推進機構「IT人材白書2011

女性の離職率が高い理由として、IT業界が男性の多い業界であり、「産休・育休などの制度が整っていないこと」が挙げられます。また、ITエンジニアの場合は、夜勤があったり体力が必要とされたりする場面が多くなります。

しかし最近では、「女性を夜勤に配属しない」「産休・育休制度の導入」「勤務時間の柔軟化」など、女性に働きやすい環境を提供するIT企業が増えてきています。

また、ITエンジニア自体の働き方も変わりつつあります。これまでは管理しなければならないサーバー等が会社に置かれていました。しかし最近では、サーバーがインターネット上に置かれている(これをクラウドと呼びます)ことが増えてきたため、ITエンジニアは現場にいかなくても、インターネットにさえアクセスできれば仕事をすることが可能になってきました。

つまり拘束時間が短くなり、柔軟な働き方ができるようになってきているのです。さらに、自社でITエンジニアを抱えていた会社が外部へ業務を委託することも増えています。これによってフリーランスとして働くITエンジニアも増えてきました。会社に所属するのではなく、自分でフリーランス契約をして仕事をもらえればより柔軟な働き方をすることができますよね。

IT業界はこれからさらに働き方が変わってくるでしょう。従って「女性が働きにくい業界だからITエンジニアを目指すのは辞めよう」とあきらめる必要はありません。

ブラック企業を避けてIT企業に転職するには?

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単純に離職率のみでその会社がブラック企業か判断できないということを説明してきました。それでは、離職を避けるために、どのように企業を見つけたらよいのでしょうか。

それには、IT業界の転職に強い人材紹介サービスを利用することをおすすめします。中でも株式会社UZUZはITエンジニアへの転職を得意としており、未経験からITエンジニアを目指すための研修制度も充実しています。

独自に収集したデータで、紹介する会社はブラック企業を徹底的に排除しているため、転職後の定着率はなんと95%以上を誇っています。これなら安心して会社選びもできますよね。一人ひとりに合ったきめ細かなサポートもあり、自分のペースで転職活動を進めることができます。

もちろんこれらのサービスは全て無料です。

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最後に

離職率は仕事を選ぶ際のひとつの重要な判断材料になります。「離職率が低い」ということはその会社への定着率が高く、優良企業といえます。しかしお伝えしたように、離職率が少し高めだからといって、特にIT業界の場合はブラック企業と決めつけることはできません。

「自分では判断できない!」という方は、個々の企業事情を詳しく把握している人材紹介サービスを利用し、自分に合った企業を選んでみてはいかがでしょうか。

YAYA
YAYA

化粧品メーカーでの研究開発、商品企画、また調剤薬局での薬剤師としての勤務経験を経て、現在はオランダで英語を身につけながら、執筆活動に取り組んでいます。