フリーターだけど将来一体どうなっちゃうの!?気になる「フリーターの末路」とは

フリーターだけど将来一体どうなっちゃうの!?気になる「フリーターの末路」とは

フリーターをしているけど、将来に漠然とした不安を抱えている方が多いと思います。今後ずっとフリーターとして働き続けると、どうなってしまうのでしょうか?

今回は、20代の若いフリーターが、30代・40代の高齢になるとどうなるのか、そして高齢のフリーターでも就職できるのかなど、「フリーターの将来」についてご紹介します。

正社員とフリーターの違いとは

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正社員とは、企業に正規雇用で雇われている労働者のことを指します。これに対して、パートやアルバイトをして生計を立てている労働者をフリーターと言います。

同じ労働者であっても、「正社員とフリーターには大きな違いがある」と言われているのはなぜでしょうか。そこで、労働政策研究・研修機構(JILPT)の発表した、「ユースフル労働統計 2016」のデータを基に、正社員とフリーターの違いをご紹介します。

生涯年収

フルタイムの正社員が大学を卒業後60歳まで働いた場合、男性の生涯賃金は2億7000万円となり女性は2億2000万円でした。フルタイムの非正社員が大学を卒業後60歳まで働いた場合、男性の生涯賃金は1億5000万円となり女性は1億2000万円でした。

同じ大卒であったとしても、男性の場合には1億2000万円、女性の場合には1億円も生涯年収にひらきが生じてしまうのです。

待遇

正社員の場合、福利厚生を利用することができ、家賃補助や家族手当などの各種補助の対象になったり、育児休暇や介護休暇などの制度を活用できます。

一方フリーターの場合、有給を利用することはできますが、企業が独自に整備している福利厚生は、雇用形態によって使用者が限られているケースも多く、利用できないことも珍しくありません。つまり、介護休暇や育児休暇を取得することができず、その間の保証がないケースがほとんどなのです。

雇用の安定

2015年の調査では、雇用期間の定めがない正社員・正職員の比率は82.5%でした。これに対して、雇用期間の定めがない正社員・正職員以外の比率はわずか3.0%にとどまって、います。

無期雇用を前提としている正社員は、定年まで働き続けることが可能ですが、フリーターは雇用契約の期間を定めていたり、いつでも雇用契約を打ち切ることができる場合もあります。つまり、フリーターは正社員と違い「定年まで働き続けることができる」保証がないのです。

参考:労働政策研究・研修機構(JILPT)「ユースフル労働統計 2016 」

フリーターのままでいると将来どうなるの?

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さきほど正社員とフリーターの違いをご紹介しましたが、フリーターのままでいると、生涯賃金が違う以外に将来どんなことがあるのでしょうか。2015年に放送されたNHKの番組では、高齢者のフリーター問題を取りあげているので、そちらを参考に「フリーターの将来」をみていきましょう。

高齢のフリーターが増えているけど安心していいの?

20代・30代に限らず、高齢のフリーターが年々増加しています。本来であれば働き盛りであるはずの40代のフリ―ターも増えてきました。2015年には、独身女性と男性を足した中年フリーターは約270万人いるとされています。

40代といえば、正社員だと中間管理職になっている人も多い世代です。手取りの月収は約34万円くらいになりますが、フリーターの場合、昇給がないケースが多いので、20代・30代のころと給与が変わらず月収20万円前後のままということも珍しくありません。

これが定年まで続くと、退職金も福利厚生もなく昇給もない。つまり、老後のために十分に蓄えをできない人が増えてしまいます。そのため、高齢者になってもフリーターで働いている人の多くが、老後に生活保護を受給する必要があるのではないかと目されているのです。

歳をとってから正社員になるのは難しい

40代になってしまうと、正社員になろうと思っても、書類選考だけで落とされてしまうケースも多くあります。

東京都では、正社員雇用での就職を目指している44歳以下の求職者を対象にして「正社員就職サポート事業」を行っています。先着で年間200人にマッチング支援や研修、就労体験を実施していますが、希望者全員が必ず正社員に就職できるわけではありません。

参考:NHK「週刊ニュース深読み2015年10月24日放送」
参考:東京都「TOKYOはたらくネット」

フリーターでも将来就職できるの?

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フリーターを取り巻く厳しい状況をお伝えしましたが、これは「高齢者」や「就業経験がない」ケースが多くあります。つまり、20代でフリーターでいることに満足してしまわずに就活に取り組むことで、正社員になることができるのです。

就活を成功させるためのポイント

就職を成功させるためには、以下のポイントがあります。

  • 資格を取得する
  • 就業経験を積む
  • 企業の研究をしっかりして明確なキャリアプランを描く
  • ネガティブな理由をポジティブに言い換える
  • 就職のノウハウを持った人材紹介会社を利用する

フリーターが就活を成功させるためには、経験が不足している部分を資格の取得やアルバイトなどの就業経験で補うことが大切です。

また、企業研究や履歴書・面接の対策などは、第三者にしっかりとチェックをしてもらって、きちんと対策を行いましょう。

ひとりで悩まず就職エージェントを活用しよう

フリーターだと、大学生のように就職課に相談することができません。適切なアドバイスをしてくれる就活ノウハウを持った人材がいない場合には、就職エージェントを活用してみましょう。

単に企業の紹介だけではなく、就業前にスキルアップ研修を行ってくれたり、入社後のフォローを行ってくれる人材紹介会社もあります。『ウズウズキャリアセンター』は既卒・フリーターの内定率が83%以上なので、気になる方は問い合わせをしてみてくださいね。

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おわりに

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20代や30代の体力や気力があるうちは、フリーターの方が仕事がしやすいと感じる方も多いかもしれません。けれども、歳を重ねても今と同じペースで働き続けることができるとは限らないですよね。

高齢のフリーターは、正規社員になるのが難しくなってしまうケースが多いです。フリーターで将来に不安をお持ちの方は、20代の今のうちに、正社員を目指して就活をしてみてはいかがでしょうか。

Yuuno Aomi
Yuuno Aomi

ライター暦13年のフリーライター。 コンサルタントやディレクションなど幅広く活動をしています。