地元を愛する『マイルドヤンキー』の就職事情はどうなっているの?

地元を愛する『マイルドヤンキー』の就職事情はどうなっているの?

突然ですが、あなたは自分がマイルドヤンキーだと思っていますか?

2014年の新語・流行語対象にノミネートされていた「マイルドヤンキー」は、博報堂ブランドデザイン若者研究所(当時)の原田曜平さんが生み出した言葉です。見た目はヤンキーでも、心は穏やかで地元愛が強い…。そんな特徴をもつと言われているマイルドヤンキーですが、就職事情がどうなっているのかは気になるところですよね。

今回は、マイルドヤンキーの就職事情や就職するときに気をつけておきたいことに加えて、秘められた可能性!?についてご紹介します。

マイルドヤンキーの定義

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マイルドヤンキーの定義をカンタンにまとめると、以下の特徴が見られる人のことを指すようです。

  • 都会よりも郊外、田舎に多く、地元に密着している
  • 実家とリアルでも精神的にも近い距離にいる
  • 中学時代など地元の友だちと仲がよい
  • 大型ショッピングモールが好き

郊外都市や地方でよく見かける、見た目はヤンキーっぽいのにきちんと仕事をして家族とも仲がよさそうな人を「マイルドヤンキー」と呼ぶようです。他にも、「某大人数男性ボーカルグループや、いくつになっても精力的に活動をしている沖縄出身の女性シンガーに憧れている」という特徴もあるとされています。

特徴だけをまとめれば、大人から見ると眉をしかめたくなるようなイメージを抱きそうですが、見方を変えると貴重な存在として見直されてきてもいます。生まれ育った地元が好きで、親も含めた自分の家族と仲がよく、昔ながらの友人を大切にすると考えたら、悪くは思えない存在だといえるためです。

「どうせヤンキーだと思われているのだろう」とマイナスに考えずに、明るく堂々と「マイルドヤンキーなので」と言えるようになってきている様子が見られるのは、喜ばしいことだといえそうですね。

マイルドヤンキーの就職事情とは?

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マイルドヤンキーという言葉自体が最近出てきたものであるため、「マイルドヤンキーの就職事情はこんな感じ」というデータは特にありません。しかし、マイルドヤンキーの特徴から「地元での就職」「上昇志向はそれほどない」などの就職傾向は見られます。

そのため、「若くして年収何千万円稼げる」「企業して世界に向けて発信する」ような就職先ではなく、「地元で雇用してくれるところに勤める」という就職方法が多いようです。

ただ、家族を養うには少し足りず、実家の親に頼ったり、夫婦共に働きに出たりして過ごす姿が“フツウ”の光景となっている様子が伺えます。また、地元の仲間意識が強いため、仲間からの紹介で就職が成就することもあり、マイルドヤンキーならではの就職活動スタイルが形成されているともいえそうです。

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マイルドヤンキーが就職する時に気をつけるべきこと

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物腰は柔らかく、社会に対する反抗心が強いわけではないマイルドヤンキーは、就職時、いわゆるヤンキーよりも苦労することはないとされています。それでも、最低限気をつけておきたいマナーは覚えておき、「働く」ことを意識して過ごすようにしましょう。

身だしなみ

マイルドヤンキーの見た目は、社会に出るときにはあまりいい印象を与えないものが多いため、就活時や就職後、仕事のときにはきちんとした服装を心がけ、身だしなみを整えるようにしましょう。

存在感のあるネックレスやゴツい指輪はカッコイイですが、仕事には向きません。特に面接のときには、装飾品は外し、女性もピアスなどはワンポイントの小ぶりなものを選ぶのがおすすめです。また、スーツを着て髪もまとめておくと好印象を与えることができます。

髪色は、就職先の規定に沿っていれば明るい色でも問題ありませんが、肩につく髪はしばり、目元がしっかり見えるよう前髪を整えておくと清潔感のあるスタイルになります。ネイルも、仕事中は社内規定に沿ったものに変えておくようにしましょう。

言葉遣い

できるだけ正しい敬語を使うようにしましょう。一人称も「うち・あたし」「おれ」ではなく「私(わたし・わたくし)」、親のことを伝えるときには「母(はは)」「父(ちち)」が正しい言葉遣いです。また、相手企業のことは「御社(おんしゃ)・貴社(きしゃ)」、語尾には「です。」「ます。」とつけるように心がけるだけで、言葉の印象は随分変わってきます。

就活時だけでなく、仕事をするうえでも大切なポイントとなるため、できるだけ早いうちに身につけておくのがおすすめです。

マイルドヤンキーに秘められた可能性とは?

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「働き方」「生き方」が注目を集めている昨今では、マイルドヤンキーの生き方やスタイルは、ひとつの理想形ではないかとする見解もでてきています。地元が好きで、日々仲間と一緒に楽しみながら過ごしている姿は、「自分の人生に満足し、充実した日々を過ごしている」と見られているためです。

また今後は、仲間と一緒に地元で過ごす様子から、「地域活性化にマイルドヤンキーの力がいかせないか」、という構想も生まれ始めています。地元が活性化して盛り上がっていくことは、地元愛の強いマイルドヤンキーにとってウレシイ未来ではないでしょうか。

マイルドヤンキーは、さまざまな可能性を秘めた存在です。地元で就職し、家族や仲間と共に過ごすだけでなく、「地元で何かできないか」「地元に何か貢献できないか」という新たな視点をもって、新しいことに取り組んでみるのも楽しそうですね。

まとめ

マイルドヤンキーという言葉自体は最近生まれたものですが、昔から一定数存在している「地元密着型の若者」が近年になって注目されるようになってきたこと表しているとも考えられます。

就職事情自体は、地元である郊外都市や地方の求人状況によるところで、「マイルドヤンキーだから○○だ」という明確なものはありませんが、今後の活躍に期待されはじめ、これからが楽しみな存在である、とされていることは覚えておきましょう!

「就職どうしよう」と迷ったときには就活サポートなども使いながら、自分なりの「生き方」を目指していってくださいね。

Nana Tsuchiya
Nana Tsuchiya

東京在住のフリーライター。2011・13年生まれの2男児を育てながら活動中。幼稚園教諭免許・保育士資格保有・ベンチャー企業勤め経験あり。「働き方を考える」をベースに、いろいろご紹介していきます。