中卒・高卒・中退者のための就活ノウハウ既卒の採用市場

高卒の就職率は97%!空前の売り手市場の就活で気をつけたいこと

ritfiles

高卒の就職率は97%!空前の売り手市場の就活で気をつけたいこと

「高卒だからきっと正社員になれない」
「地元で適当に食いつなぐほうがいい」

このように、学歴を理由に就職を諦めていませんか?

昨今は景気回復が追い風となり、高卒の求職者にとって有利な「売り手市場」にあります。このページでは、高卒の就職率の現状や、売り手市場だからこそ気をつけたい就活のポイントなどについてご紹介しましょう。

高卒の就職率は97%!景気回復が追い風に

shutterstock_532045114
まず、「売り手市場」といえる根拠から見てみましょう。

厚生労働省と文部科学省が2016年5月に発表した「大学等卒業者及び高校卒業者の就職状況調査」によると、2016年3月の高等学校卒業者約100万人のうち就職を希望した人数は約19万人、実際に就職した人数は約18万8000人でした。

割合にして高卒者の97.7%もの人が就職に成功する、バブル経済なみの「売り手市場」が到来しています。

第二新卒・既卒の求人も増える?

2016年の高卒の就職率は、ここ10年間の中で最も高い数値をマークする結果となりました。さらに今後は団塊世代の退職が続くことや、景気回復の傾向にあることから、第二新卒・既卒の求人も増加することが予想されます。

新卒として社会に出る人はもちろんのこと、これから第一線で働きたい若者にとっても有利な世情といえるでしょう。

参考:文部科学省「平成28年度3月 大学等卒業者及び高校卒業者の就職状況調査

高卒に人気の就職先とは?

shutterstock_539932939
厚生労働省の「平成28年度『高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職状況』取りまとめ」によると、高校新卒生の求人状況のうち、最も求人を出した業界は「製造業」でした。特に食料品の製造業や、自動車・船舶・航空機等を製造する輸送用機械器具製造業の求人が多い点が特徴といえるでしょう。

その他の求人数上位の業界は、以下のとおりです。

  • 建設業(求人数 38,372)
  • 卸売業、小売業(求人数 34,989)
  • 医療、福祉(求人数 33,297)
  • 宿泊業、飲食サービス業(求人数 18,558)

上記の産業は求人数が多いことから、比較的就職しやすい業界といえます。技能・接客スキルを活かしやすい仕事内容であることから、中途・第二新卒の求人も多めです。就職活動を無理なく進めたい人や、正社員を希望する人にも狙い目の業界といえます。

参考:文部科学省 『平成28年度3月 高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職状況』取りまとめ

高卒の就職活動では企業研究をしっかり行おう

shutterstock_481503985
昨今は求職者にとって売り手市場にありますが、就職において大切なポイントは「内定をもらうこと」だけではありません。

厚生労働省が2016年に発表した「新規学卒者の離職状況(平成25年3月卒業者の状況)」によると、高卒の卒業後3年以内の離職率は40.9%、短大等卒は41.7%、大卒は31.9%でした。学歴ごとに多少の差はあるものの、新卒就職者の2~3人にひとりは3年以内に離職していることがわかります。

就職が成功したとしても、結果的に辞めてしまうと再度就職先を探さなければなりません。売り手市場の今だからこそ、求人を出している企業の将来性や業務内容をよく調べ、長期的に働ける就職先を探すことが重要となります。

参考:厚生労働省「新規学卒者の離職状況(平成25年3月卒業者の状況)

長期的に働ける企業を見つけるには?

長期的に働ける企業を見つけるには、「自己分析」「業界研究」「企業研究」を行う必要があります。

「自己分析」とは、就職活動におけるアピールポイントと弱点を洗い出すことです。自分の長所・短所探しといってもよいでしょう。自分の得意分野と苦手分野をしっかり認識することで、適職の見極めもしやすくなります。

自己分析が難しい場合は、他人に自分を分析してもらう「他己分析」もおすすめです。親や友人、恩師、キャリアカウンセラーなど、さまざまな人にアドバイスを求めてみてくださいね。

「業界研究」では、メーカー・小売・商社・金融といった各業界の傾向や顧客層を学びつつ、自分に合った業界を探します。業界の将来性を調べ、安定した職業を見極めることも大切なポイントです。

業界研究を行う際には、就職情報サイトや、東洋経済新報社の「就活四季報」などが役立ちます。まずは日常的に経済新聞を読み、各業界の動きをふんわりと掴んでおくといいかもしれません。

最後に「企業研究」では、企業の社風や業務内容、同業界内での評判、求められる人物像などを調べます。企業の理念や特徴を学んでおくことで、面接の対策も立てやすくなりますし、企業とのミスマッチを防ぐことにもつながります。

企業の情報は公式ホームページのほか、新聞やニュース、会社説明会、インターンシップなどから得ることができますよ。

就職活動の悩みはどう解決する?

shutterstock_336874589
「面接対策に自信がない」
「そもそも自分に合う企業がわからない」
「とりあえず全部わからない」

就職活動中にこのような悩みを抱えてしまった時は、就職支援サイトやハローワークといった「就職支援団体」に相談する方法がおすすめです。しかし、相談先によっては高卒向けの求人数が少なかったり、キャリアカウンセラー等から適切なアドバイスを得られなかったりするケースもあります。

自分に合った就職支援団体はどう選べばいい?

自分に合った就職支援団体を選びたい時は、「団体が支援を得意としている人材像」に注目してみましょう。

就職支援団体の中には、「中卒・高卒のマイルドヤンキー求職者」「23歳以上のフリーターの求職者」など、特定の人材の支援に特化している団体があります。自分の現状とマッチした団体に相談することで、的確な支援を得やすくなりますよ。

たとえば、「株式会社ハッシャダイ」という企業は、中卒・高卒・中退者を対象に就職支援を行っています。半年間の食費・家賃・光熱費がタダになる「ヤンキーインターンシップ」を実施するなど、画期的な取り組みを通して若者を支援している企業です。

興味がある方は、以下の記事もぜひ読んでみてくださいね。

中卒・高卒・中退者集まれ!ハッシャダイが提供する『職・食・住』が全て無料の『ヤンキーインターンシップ』ってなに!?

まとめ

高卒の就職率の現状や、売り手市場だからこそ気をつけたい就活のポイントなどについてご紹介しました。高卒という学歴は、大手企業への就職を望むのであれば不利になりやすい経歴といえるかもしれません。しかし、「自分の今の環境を変えたい」のであれば、可能性は無限にあります。

売り手市場を活かしつつ、自分に合った就職先を前向きに探してみてくださいね。

ritfiles
ritfiles

音楽と映画の世界をへてフリーライターへ転身。「わかりやすく伝えること」をモットーに、情報記事やコラム、エッセイの執筆を行っています。

相談する