中卒・高卒・中退者のための就活ノウハウ既卒・フリーターのための業界解説既卒・フリーターのための職種解説

中卒でもOK!学歴に左右されない『調理師』の世界とは

Toshiya Arai

中卒でもOK!学歴に左右されない『調理師』の世界とは

みなさんは「学歴不問」と聞いてどんな業界や職種を思い浮かべますか?基本的には技術力がものをいう職業を思い浮かべると思いますが、飲食業界もそのひとつ。

食に関する資格といえば、フランスでは国家資格であるサービスマンの「メートル・ドテル」、ワインを扱う「ソムリエ」、コーヒーを扱う「バリスタ」などたくさんあります。「栄養士」や「野菜ソムリエ」も食に関する資格ですね。

そんな中でも今回は、直接「食」の魅力を伝えられる料理人、中卒でも受けられる国家資格の「調理師」についてご紹介したいと思います。

調理師とは

shutterstock_516876670
調理師とは料理を作る人のことです。料理のジャンルによっては、シェフや板前と呼んだりもしますが、調理師と名乗ることができるのは国家試験をパスした人のみです。仕事内容としては店舗によりけりですが、以下の通りです。

  • 調理場の整理整頓や準備
  • 食材の管理
  • 料理の下処理
  • 調理
  • 盛り付け
  • 衛生管理

このように、調理に関することからそれ以外のことまで業務はさまざまです。店舗によっては、調理をした担当者がお客様に直接食材の説明や調理法の説明を行うこともあります。実際に働く店舗によって料理のジャンルが変わりますが、仕事の内容はほとんど変わりません。病院や学校給食の調理場だと、栄養士と相談しながら業務に取り組むことも必要になってきます。

ちなみに、調理に関する資格として以下のものもあります。

  • 船舶料理士
  • 栄養士
  • 管理栄養士
  • ふぐ調理師
  • 製菓衛生師
  • 食品衛生責任者

調理師のお給料はいくら位?

shutterstock_562219663
職人の世界ですから、「やりがい」や「独立して自分の店を持ちたい」という方が多いです。政府の統計の「平成27年賃金構造基本統計調査」によると、男性で20〜24歳の平均月給は18万4千円、女性で20〜24歳の平均月給は17万2千円となっています。

調理師としてさらに高収入を目指すのであれば給与設定の高いところで働く選択肢もあります。また、独立して自分のお店が繁盛すれば給与は増えるので、頑張った分だけ収入に反映されます。

参考:総務省統計局「政府統計の総合窓口」

調理師の魅力

shutterstock_410099347
調理師に興味を持った方は、料理を作るのが楽しいということや、食べている人に笑顔になって欲しいといったことに魅力を感じている人が多いのではないでしょうか。数ある仕事の中でも、調理師ほど人に直接喜んでもらえる仕事はありません。胃袋を満足させるだけではなく、人々を笑顔にし、明日への活力を導くことができますよね。

調理師は、さまざまな料理を学べるのも魅力のひとつ。ひとつのジャンルを極めることもあれば、多様なジャンルの料理を学び自分の可能性を広げていくこともできます。また物理的な話をすれば、仕事の休憩でまかないが食べられる職場が多いことです。食費もコンビニで済ましたり、外食したりすると出費がかさむのでこれもうれしいポイントのひとつですね。

そして調理師の最大の魅力は、腕を磨いて独立し自分のお店をもつことでないでしょうか。その際は、食品衛生責任者という資格が必要ですが、これは調理師免許を持っていれば試験なしで取得することが可能です。腕ひとつで自分のお店を切り盛りできるのは、一国一城の主を目指す方にとって非常にうれしいポイントといえます。

調理師免許のメリット

shutterstock_326849945
調理師免許を持っていなくても料理人として働くことはもちろん可能です。しかし、調理師免許を取得していると即戦力とみなされるので就職口は広いと言えます。なぜ即戦力と判断してもらえるかというと、調理師免許の取得条件に「2年以上の調理業務経験」と定められているからです。

調理師をとるためには

もし、2年以上の調理業務経験がなくても、高卒の方でしたら調理師免許の受験資格を取得するための専門学校があります。なお、この調理師養成施設の専門学校だと、1年以上勉強し卒業すると受験なしで調理師免許を取得することができます。

学校では基礎や知識を学べることができますし、現場では現場でしか学べない経験を積むことができます。調理師免許を持つことでチャンスと可能性が広がることはもちろんあるので、「いきなり現場はちょっと…」という方には専門学校がいいかもしれません。

中卒が最終学歴で調理師免許を取得する場合は、中卒でも求人をしている飲食店を探し経験を積む方法と、調理関係の3年制の高等専修学校に通う方法があります。高等専修学校に通うと、卒業と同時に調理師の資格を取得できます。

中卒で現場経験を積む方はハードルが高く見えますが、裏を返せば、専門学校に通って勉強する必要がないということです。現場で経験を積みながらスキルを磨き、知識を肌感覚でつけていきたいという人にはぴったりの道です。

自分からいきなり飲食店の門を叩いて見習いになるのが不安だと言う方は、最終学歴が中卒でも就職サポートを行っている株式会社ハッシャダイに登録し、就活サポートのプロに相談してみるのがおすすめです。

中卒・高卒・中退者集まれ!ハッシャダイが提供する『職・食・住』が全て無料の『ヤンキーインターンシップ』ってなに!?

これからの飲食業界

shutterstock_322582445
和食が無形文化遺産に登録され、日本食を始め日本の食文化が世界から注目されています。2020年には東京オリンピックがあり、訪日観光客が増えると見込まれています。調理師はあなたの腕次第でで、海外の観光客に日本食の素晴らしさを伝えられる素晴らしい職業です。

飲食業界は、景気に左右されやすいです。けれども、しっかりとした技術を身に着けて丁寧な仕事を覚えることで、中卒でも職に困ることがないのが、調理師の資格の最大の魅力といえるかもしれませんね。

まとめ

腕っぷしひとつでどこまでも駆け上がれることも出来れば、料理をするさまざまな場面で活躍することが出来る調理師。また、これといって決まったルートでなるのではなく腕を磨きながら、勉強をしながらでも取得出来る調理師免許。単に料理をするだけではなく適正によっては、料理教室といった別の道もひらけていきます。女性の方ですと、結婚し出産して子どもの手が離れてきた頃に復職するのも比較的容易です。

さまざまな可能性を秘めている調理師。目の前で「美味しい」と笑顔で言ってもらえる喜びをあなたも感じてみてはいかがでしょうか?

Toshiya Arai
Toshiya Arai

東京都世田谷区で真のワーク・ライフ・バランスを求めるフリーランスライター。情報の錯綜するこの大都会で物事の本質を突く眼を修行中。銀塩カメラとかレコードとか、クラシックなものが好きな20代男性です。

相談する