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その差はなんと2倍!?フリーターと正社員の年収の違い

Takahiro Sasahara

その差はなんと2倍!?フリーターと正社員の年収の違い

働いたら働いた分だけお金を稼ぐことができるフリーター。「正社員の初任給と比較しても、そう遜色は無いのでは?」と思う方もいるかもしれません。

しかし、このままフリーターを続けていくと正社員との年収の差は年々大きくなっていきます。どのくらいの差が生まれてしまうのか説明していきますので、参考にしていただければと思います。

フリーターと正社員では年収がここまで変わる

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まずフリーターと正社員の年収や生涯賃金がどこまで変わるのか、見ていきましょう。

正社員の生涯賃金は1億円を超える

年収ガイドのデータによると、23歳から59歳まで働いたと仮定した場合、男性正社員の生涯賃金は約1億8,000万円、女性正社員の生涯賃金は約1億3,000万円です。

もちろんこのデータは全体の平均ですので、一部の高額所得者が数字を引き上げていることは否めません。しかし、一部の引き上げを加味しても正社員の生涯賃金は1億円を超えます。

フリーターで1億円稼ぐのは困難

続いてフリーターの生涯賃金を見ましょう。上記の年収ガイドのデータを再度見ると、正社員の生涯賃金を算出したのと同じ条件でフリーターが働いた場合、男性で約9,800万円、女性で約7,700万円の生涯賃金が生まれることが分かります。

なお、このフリーターの括りには非正規雇用である契約社員なども含まれています。アルバイトや契約社員の平均がこの数字だと考えて良いでしょう。

そのためアルバイトの立場で生涯働いた場合は、今紹介した生涯賃金を稼ぐのすら困難であることがわかります。

年収の差は年齢を重ねるほど明確になる

正社員とフリーターの年収差は、20代の時期ではそこまで大きくありません。しかし、年齢を重ねる毎に少しずつ差が生まれ、40代になると正社員の年収はフリーターの年収のおよそ2倍にまでなります。

あくまで平均の話ですが、40歳になった時に正社員はフリーターの2倍収入があると考えておくと良いでしょう。

一時的にはフリーターの方が収入が良い?

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多くの人が20代の頃にフリーターを選択してしまう一番の原因は、一時的にフリーターの方が収入が良い時期があるからかもしれません。

初任給の平均は約20万円

キャリアパークによると、大学院卒で22万円、大卒で20万円、高卒で16万円、これが初任給の平均です。(2016年)

この初任給から算出すると正社員になった最初の年の年収は、200万円から250万円前後でしょう。もちろんボーナスの金額も年収には含まれています。決して高額とは感じられない数字ですね。

額面と手取りの違い

給与から控除額を引かれた金額が手取りになります。多くの企業では、年金・健康保険・雇用保険・所得税・住民税をあらかじめ引いた金額を社員に支給しますので、額面と手取りの差を感じてしまい「これしかもらえないのか」と嘆く人も多いでしょう。

しかし控除された金額はフリーターの立場でも払わなければならないものが多く含まれています。自分で払いにいくのか、企業が先に払っているのかの違いにすぎません。正社員だけが払っているのは雇用保険くらいです。

フリーターでも年収250万円は十分に可能

基本的にフリーターにはボーナスがありません。そのため正社員の初任給と同じ金額だけ稼ごうとすれば、1ヶ月に20万円の収入が必要になってきます。

時給1,000円で200時間なら20万円に届きますね。1日8時間労働で25日働けばこの金額になります。時給1,200円ならば21日の勤務で済みますし、時給1,500円ならば17日の勤務になるでしょう。

もちろんフリーターの立場で毎日8時間労働している人は稀でしょうから参考程度にしていただきたいのですが、フリーターが正社員の初任給程度の稼ぎを手にするのは不可能ではないことがわかります。

フリーターは昇給しにくい

若い時期に正社員と変わらない稼ぎを手にするのは難しくないのですが、フリーターには「昇給しにくい」デメリットがあります。23歳の時点で250万円稼いでいて、仮にその仕事を40歳まで続けても年収は300万円にすらなっていないと思います。

多少の時給アップはあるかもしれません。しかし、正社員が毎年着実に年収を増やしていくようにはいかないのです。

正社員になると年収以外にもここが変わる

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毎年の年収アップ以外にも正社員になると、様々なメリットがあります。

社会的地位の保証

どこかの企業に所属していると社会的に信用されやすいメリットがあります。たとえば不動産屋で賃貸マンションを借りる時に、フリーターでは貸してもらえないケースも多いです。クレジットカードを作れない場合やローンを組めないこともあります。

正社員は企業に身元を保証されているので、恩恵を受けることは少なくありません。

固定収入は大きい

怪我や病気で一時的に働けないことがあっても、正社員ならば通常の給料を得ることが出来ます。しかしフリーターの場合、働けない時期のお金は丸々損失になってしまいます。月々の収入が保証されていると安心できますよね。フリーターにはこの安心はありません。

転職する時も正社員の方が有利

フリーターの立場で正社員になろうとするのと、正社員から別の企業に転職するのでは、後者の方が採用されやすい傾向があります。

そのためフリーター期間が長くなってしまうと、どんどん正社員になりづらくなります。

まとめ:自分が楽をするために正社員になろう

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結局のところ正社員として働いた方が、圧倒的に生活が楽になります。収入が保証されていますので自分の時間もフリーターより多くなっていくでしょう。

「フリーター」という言葉の響きから自由な印象を与えることも多いのですが、実際はどんどん不自由になっていきます。自分が楽をするためや人生を楽しむために、なるべく早く正社員になることをお勧めしますね。

Takahiro Sasahara
Takahiro Sasahara

ビジネスライターとして各業界の表裏をより多くの人に届けるために活動中。フリーランスとして働いていることからも仕事関連の記事執筆に定評がある。

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