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【業界研究】「広告」業界の特徴とは?働くメリットデメリット

Takahiro Sasahara

【業界研究】「広告」業界の特徴とは?働くメリットデメリット

人気がある業界の一つに広告業界があります。就職を希望している人も多いのではないでしょうか?しかし、「企業から依頼を受けて広告を打つ」と漠然とした仕事内容はわかっていても、実際にどのような仕事をするのかわかりづらいですよね。

ここでは広告業界の特徴や仕事内容、そして業界内で働くメリットとデメリットを紹介していきます。広告業界に興味がある人に、参考にしていただけたらと思います。

広告業界の業界規模

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どれくらいの規模で仕事が出来るのかを意識する人も多いでしょう。

業界規模を知ると全体図が見えることもありますので、まずは広告業界の規模を紹介します。

業界規模は6兆円超え

2016年版の「会社四季報」によると広告業界の規模は、約6兆1,500億円です。他に似たような規模の業界は、ドラッグストアや百貨店などがあります。広告業界と聞くとあまり身近な存在ではない印象があるかもしれませんが、規模の大きい業界の1つですね。十分に大きな仕事が出来る業界です。

ネット広告の拡大

2005年から比較すると、広告業界ではインターネット広告の市場だけが成長をしています。これは非常に大きな特徴と言えるでしょう。インターネット広告を単体で見ると、過去10年で3倍近く市場を広げています。

他にもテレビ広告や新聞広告、雑誌、ラジオなどのメディアがありますがそれらの市場は平行線もしくは衰退気味です。

業界全体で考えると、2011年までは衰退傾向でしたがそれ以降は持ち直し、毎年規模を大きくしています。アベノミクスによる景気回復が、広告業界にも大きな影響を与えたからです。

広告業界、職種毎の仕事内容

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それでは続いて、広告業界にはどのような仕事があるのか解説していきましょう。ここでは代表的な3つの職種を紹介します。

営業

クライアントから仕事をもらいスケジュールの管理を行うのが、主な仕事です。企業とクライアントの窓口になる役割ですね。決められた予算内で効果的な広告を打てるように、企画やクリエイティブ部門との連携も取ります。

企画

クライアントの希望を叶えるために、市場調査やリサーチを行います。そして効果的であろうと思われる戦略を立てるのが主な仕事になります。

クリエイティブ部門

企画部門が立てた戦略を実際に形にしていくのがクリエイティブ部門です。この部門の中にはコピーライターやデザイナー、アートディレクターなどが含まれます。アートディレクターを中心にしたチームを組んで仕事をすることも多いですね。

広告業界で働くメリット

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次は、広告業界で働くとどのようなメリットがあるのか説明していきます。

実力次第で高収入が可能

トップ企業の平均年収は1,000万円を超える業界です。業界全体の平均年収も約650万円と決して低くはありません。

実力が給与面に反映されやすい業界ですので、「自分の実力を試したい!」という方には向いている業界と言えるでしょう。

やりがいのある仕事をする機会が多い

広告は多くの人の目に触れる仕事です。そのため自分の仕事の結果を知ってもらう機会も多く、やりがいを感じられる場面も少なくありません。

また、自分が関わった仕事がわかりやすい形で世間に提示されれば、誇らしい気持ちにもなれますね。「クライアントの要求に応えられた時は嬉しい」と口にする先輩方も多いようです。

基本的には週休二日

広告業界は激務のイメージがあるので、休日について懸念している人も多いでしょう。「出来れば完全週休二日が良い」と望む人は業界入りを躊躇してしまうかもしれません。

しかし、広告業界は基本的には完全週休2日制をとっている企業が多いです。もちろん休日出勤をする場合もありますが、元々出勤なのか休日出勤なのかで手当も変わってきます。基本的には週休2日であることは大きなメリットの1つでしょう。

広告業界で働くデメリット

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もちろん広告業界で働くデメリットも存在します。メリットとデメリットを比較してから、業界入りの判断をすると良いですね。

営業の激務とノルマ

営業職にはノルマがつきものですが、広告業界も例外ではありません。クライアントを自分で探し、数字を獲得しないと社内で肩身の狭い思いをすることも多いようです。結果的に、残業や休日出勤をして営業をすることになります。

実力主義の世界ですから仕方がないこととはいえ、人によっては合わないかもしれませんね。

クライアントに振り回されることも多い

クライアントの注文どおりに広告を打つのが仕事です。しかし、注文内容が途中で変わってしまうことも少なくありません。修正案や追加作業も珍しくないので「仕事量が多過ぎる」と感じてしまう人も多いようです。

もちろん苦労をした分、広告が完成した時にはその分充実感を得られますが実際に作業をしている時は「辛い」と感じる人は多いようです。

まとめ:自分の力を試したい人には向いている業界

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激務な職場も多い広告業界ですが、やりがいや高収入も期待ができる業界でもあります。「仕事を頑張ろう」「良いものを作っていこう」と心から思える人には、良い業界と言えるでしょう。

ここ数年でネット広告が増えたように、今後も広告の媒体自体は変わっていくでしょう。しかし広告そのものは無くなりません。そのため、これからも多方面からの需要が見込める業界です。

営業や企画、クリエイティブ部門とそれぞれの職種に苦労はありますが、同時にやりがいや達成感を得やすい業界です。1つの目的のためにチームを組んで頑張っていく……とくに自分のアイディアを形にして世の中に出したい欲がある人にはお勧めしたい業界の1つですね。

Takahiro Sasahara
Takahiro Sasahara

ビジネスライターとして各業界の表裏をより多くの人に届けるために活動中。フリーランスとして働いていることからも仕事関連の記事執筆に定評がある。

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