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既卒の就活!新卒採用・中途採用、どちらで活動するべき?

Takahiro Sasahara

既卒の就活!新卒採用・中途採用、どちらで活動するべき?

既卒の就職活動は、迷ったり悩んでしまうことも多いでしょう。たとえば「新卒枠で就職活動をしても良いのか?」という疑問です。とくに卒業から間もない既卒にとっては、実に悩ましい問題ですね。

ここでは既卒の方々が新卒採用で活動するべきなのか、中途採用の枠で活動するべきなのかご説明します。あなたの就職活動の参考になれば幸いです。

既卒は新卒扱い?中途採用扱い?

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では、まず企業側の考え方を紹介します。企業側は既卒を新卒として扱うのでしょうか?それとも中途採用として扱うのでしょうか?

企業によって扱いが大きく変わる

残念ながら「既卒の扱いは、企業によって大きく変わる」としか言えません。新卒者の枠に既卒を入れる企業と、中途採用枠に既卒を入れる企業とハッキリ分かれるのです。

そのため、既卒の扱いを各企業の募集要項で確認をする必要があります。ごく稀に募集要項にも記載されていない場合や、曖昧な書かれ方をされている場合もあります。このような時は企業に直接問い合わせて、確認をしてから応募するようにしましょう。疑問を感じたまま応募するのは避けた方が良いですね。

既卒が新卒枠で就活するメリット・デメリット

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続いては、既卒が新卒枠で就活するメリットとデメリットを紹介します。新卒枠で入社したい既卒の人は、要注目です。

メリット:新卒者と同じ待遇を受けることができる

たとえ既卒でも新卒枠で入社してしまえば、新卒者と同じ待遇を受けることができます。これは多くの人が望むことでしょう。きちんとした研修制度受けることができたり、給与面などの待遇でも良いことが多いですね。

この場合、即戦力を期待されるのではなく、長い目で会社を背負っていける人材を期待されます。このような企業には人を育ててくれる環境があるので、働きやすさも魅力です。

デメリット:新卒者と比較された時に武器が必要

既卒を新卒枠で募集している企業も多いのですが、純粋な新卒者と既卒を比較した時に新卒者を選んでしまう企業も少なくありません。

そのため「新卒枠で応募はできても採用はされにくい」という現象が起きてしまいます。

新卒者と比較された時に、既卒を雇用するメリットを企業側が感じればもちろん既卒が採用されます。そのため、新卒者と比較された時に「こっちを雇いたい」と思ってもらえるような武器が必要です。既卒は、資格や経験などが有力な武器になるでしょう。

もちろん新卒枠で応募を認めている以上、完全にフラットな状態で見てくれる企業もありますが、あなたが応募した企業がどちらなのかはわかりません。そのため、このようなデメリットがあることも覚えておくと良いでしょう。

既卒が中途採用枠で就活するメリット・デメリット

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続いては既卒が中途採用枠で就活するメリットとデメリットです。こちらの枠で就職活動をした場合、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

メリット:まっさらな状態の人材を欲しい企業はたくさんある

一般的には、既卒を「卒業後一度も社会人になっていない人」という定義で使います。社会経験が無いことをデメリットと受け取る企業ももちろんありますが「まっさらな状態の人材が欲しい」と考える企業も少なくありません。年齢的にはもちろん、精神的にも若い社員を欲しがっているのです。

とくに、同業界からの転職を敬遠する人事担当の人は多くおり、「余計な知識は無い方が良い」と考えていますね。

デメリット:経験を重視する企業には採用されづらい

逆に経験を重視して中途採用をする企業の場合、既卒の採用を見送るケースが多くなります。ですから、これは「企業がどのような人材を欲しがっているのか」によって大きく左右されるのです。

メリットとデメリットは紙一重ですから、仮に採用されなかったとしても「縁が無かった」ものだとして、気持ちを切り替えていくことが大切ですね。

既卒を新卒扱いで採用する企業はある?

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最後に既卒を新卒扱いで採用する企業が、どのくらいあるのか紹介しましょう。

国の要請によって少しずつ変化が出てきた

2011年に国から「既卒に対しての採用を積極的に行うように」という要請が各企業に出ました。この要請によって既卒を新卒扱いで採用する企業は年々増えています。

2015年の段階で、既卒を新卒扱いにしている企業は全体の約66%だそうです。この数字は今後も増えていくと予測されています。

参照元:既卒、フリーター、ニート就職への道

新卒枠で応募はできても実際採用はされづらい現状

既卒を新卒扱いしている企業は増えましたが、実際に新卒として採用している企業は2015年の段階で全体の14%にすぎません。
この数字にどう反応するのかは人それぞれですが「14%も採用しているのか」と感じる人よりも「元々の66%の数字からは随分と下がるな」と感じてしまう人の方が多いかもしれませんね。

参照元:既卒、フリーター、ニート就職への道

まとめ:新卒・中途採用どちらで活動した方が有利?

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いかがでしたでしょうか。既卒の受け入れ方は企業によって大きく変わることがわかっていただけたかと思います。新卒枠で活動をしても中途採用枠で活動をしても、メリット・デメリット共にありますが、どちらかといえば「中途採用枠で活動した方が就職しやすい」と言えるでしょう。

若さは十分にセールスポイントになりますし、未経験者を欲しがっている企業も多くあります。既卒の立場は就職活動において何かと不利な印象を持ちやすいのですが、好意的に受け入れてくれる企業はたくさんあります。ですから、就職のために必要なことは、今のあなたを受け入れてくれる企業と出会うことです。

縁もありますしタイミングも大事でしょう。しかしもっとも大切なのは「就職したい」という熱意を持ち続けることです。辛い時期もあるかもしれませんが、焦らずに自分に合った企業を探し続けていきましょう。陰ながら応援しています。

Takahiro Sasahara
Takahiro Sasahara

ビジネスライターとして各業界の表裏をより多くの人に届けるために活動中。フリーランスとして働いていることからも仕事関連の記事執筆に定評がある。

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