志半ばにして大学中退…高卒になった女性の内定獲得物語

志半ばにして大学中退…高卒になった女性の内定獲得物語

経済的理由により大学中退、就職活動を余儀なくされ、ITエンジニアとして就職をした方の内定エピソードです。今まで全く違う音楽の道を志していたTさんがどのようにして畑違いのIT業界への就職を決めたのか、ぜひ参考にしてみてください!

内定者プロフィール

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■名前:S.Tさん
■生まれ:1996年
■最終学歴:高卒。音大中退
■出身地:福島県

2009年 中学入学。吹奏楽部に入学し、フルートを始める。
2015年 4大の音楽学部に入学。
2016年 経済的な理由により大学中退。

音楽教師になりたい!

中学で吹奏楽部に入ったSさんは、フルートの楽しさ、音楽の面白さを知ります。部活だけではなく、個人で教室に通い出すほどの熱の入れようでした。自分で学んでいく中で、もっと音楽の楽しさを多くの人に知ってもらいたい、そのためには若い人たちに教えることができる音楽教員になりたい、と思うようになりました。

高校では音大に入るため、友達と遊ぶ時間を惜しんで練習に没頭していました。その結果、無事ストレートで東京にある音大への入学を決めることができました。

音大に入学したものの、諦めることに

上京したTさんは教師を目指して、ひたむきに頑張っていました。初見のピアノや音楽の歴史などの座学の勉強をこなしながら、学費や生活費捻出のためバイトも結構な頻度で通っていました。そのため、深夜に寮の防音室で練習をする日々が続いていましたが、それでも大好きな音楽のため必死に頑張っていました。

ところが、二年の進級時、「膨大な学費を捻出することが難しい」とお母様から知らされます。実は大学入学時にお父様が病気になり、大学在学中はお母様のパート代だけでやりくりしていたのです。奨学金を借りた場合でも授業料には届かず、休学中も学費がかかってしまうため、中退を決意せざるをえませんでした。

失意のまま、就職活動へ

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家族の生活費を稼がないといけない状況になり、就職活動を始めることになりました。

UZUZでの面談を通して、音楽に熱中していた経験と有名ホテルでの結婚式のサービスマンの経験から、技術職で専門性を高めていく仕事で、かつ対人スキルも活かせるようなお仕事というところで、インフラエンジニア職を目指して行くことを決意されました。

しかしながら、今まで全く見ていなかったIT業界。まずは勉強しよう!ということで、インフラエンジニアの登竜門であるCCNAの資格勉強をスタートされます。わからない単語ばかりで不安に思う中、諦めたくないという想いで就職活動と並行して、毎日5時間の勉強をこなしました。

方向性も決まり、これだけ勉強をこなしていれば、面接もうまくいくかと思っていましたが、なかなか一次面接が通過しない状態が続きました。「遊んじゃダメだ」「息抜きしている場合じゃない」と思いつめていたこともあり、精神的にも辛い時期でした。

先方からのフィードバックは、「IT業界を本当に志望しているか見えてこない」というものでした。それまでの志望理由は、「IT業界は社会を支える必要不可欠な仕事であること、また人との関わりが重要である仕事であるため」でしたが、Tさんがなぜそれを選びたいと思うのか、面接官に伝えられていないことが一番の原因でした。

面接対策を通して、Tさんには体面の良さそうな話ではなく、Tさんの人柄・人間性・過去の経験が読み取れる話をしてくださいとお伝えしました。

そこでTさんは、「正直インフラエンジニアという仕事を知りませんでした。しかしながら、勉強を通してスキルアップ出来る点に非常に魅力を感じ、勉強してみたところ日常に貢献できていることや需要が見込めることを知りました。また、業務内容を聞いていく中で、バイトで感じたお客様とのやりとりの中でのやりがいを感じられると思いました。」という志望理由に変更しました。

その結果、面接が面白いように通過するようになり、無事に内定を頂くことが出来ました!一生懸命勉強と就職活動に取り組んでいたTさんが内定をもらった時は本当に嬉しかったです!!

7月から内定先で働き始めるTさん。入社してから勉強だけではなく、仕事上でも大変なことは絶対あると思いますが、Tさんなら絶対大丈夫です!頑張ってください!

Kiho Okayasu
Kiho Okayasu

愛知県出身。元第二新卒。大学では生物や遺伝子に関する研究を行う。新卒で人材派遣会社に就職し、SV業務・新卒採用・新人育成など幅広い業務に携わる。結婚を機に働き方を見直したいと思い、UZUZに転職。 現在はキャリアカウンセラーとして、仕事と家庭の両立を目指して日々奮闘中。