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【フリーターから正社員】既卒がアルバイトしながら就活は無理?

フリーターから正社員既卒がアルバイトしながら就活は無理?

落ち込んでいる男性

 
就活しなきゃいけないけど、生活費のためにアルバイトもしたいし…
上手く両立できるのかな…?
その気持ち、とってもよくわかります……!

新卒者の場合、就活だけに専念することも可能でしょう。

しかし、既卒者の場合、就活だけに専念するのではなく、アルバイトをするというケースも多いと思います。

この記事では、その是非について考えてみます。

この記事の監修者

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

株式会社UZUZ 代表取締役

1986年生まれ、北海道出身。第二の就活を運営する「株式会社UZUZ」を立ち上げ、数多くの就職サポートを実施してきた。“自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる。”をミッションに、Twitterで「仕事をウズウズ楽しむ情報」を、YouTubeで「就職・転職で使える面接ノウハウ」を発信。SNSの累計フォロワー数は9万人を超える。

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既卒フリーターの置かれている現状

既卒フリーターの置かれている現状

就職先が決まっていない既卒者というのは社会的には「無職ということになります。

社会人は仕事をすることで社会に貢献することが求められるわけですから、その役割を果たしていないわけです。

そのため社会的評価はもちろん、自己評価も低くならざるを得ないでしょう。

既卒者には以下のような現状があります。

  • 金銭的に追い詰められる
  • 精神的に追い詰められる

どちらも厳しい現実ですが、しっかり直視していきましょう。

金銭的に追い詰められる

既卒の無業者は仕事が無いわけですから、当然、収入もありません。

そうなると金銭的にも追い詰められてしまいます

親元で暮らしている人ならまだ良いですが、一人暮らしの人は大変です。

地方から出てきている人は親からの仕送りも無くなり、自活しないといけない人が多いでしょう。

また、大学時代などに奨学金を借りていた人はその返済も始まります。

収入が少ない人のための猶予措置がありますが、それは猶予されるだけで免除されるわけではありません。

支払いが後回しになるだけです。

晴れて学校を卒業した時点で数百万円の借金を背負っての出発という人が多いわけですが、返済のめどが立たないというのは大変です。

精神的に追い詰められる

「自分も一人前の社会人として働きたい!」

そう思っているのに、肝心の働く場所が無いというのはつらいものです。

しかも周りからは学校を出たのに働いていないということで、厳しい目で見られがち。

そうした周りからのプレッシャーによって精神的に追い詰められてしまう人もいます。

落ち込んでいる男性

 
僕も、正直切羽詰まっていて…
これからどうしていけば良いか悩んでいます…

既卒フリーターがアルバイトをしながら就活するメリット

既卒フリーターがアルバイトをしながら就活するメリット

職が無く、何もしていないことで余計に焦りが出るということもあるでしょう。

そうした中、とりあえずアルバイトをしようと考える人もいると思います。

しかし、既卒者にとって最も大事なことは正社員として働くための就職活動です。

この就活を最優先にするという視点を忘れてはいけません。

この就活中のアルバイトに関してはメリットとデメリットがあります。

既卒フリーターがアルバイトしながら就活するメリットは、以下の6点です。

  • 収入が得られる
  • 精神的安定が得られる
  • 社会的経験を積むことができる
  • スキルが身につく
  • 生活にメリハリが生まれ、リズムが安定する
  • コミュニケーションの練習ができる

 
うんうん。一度頭を整理するために
アルバイトをすることが有利なのか不利なのか知りたいっ!

収入が得られる

生活している以上、衣食住を維持するためにお金が必要です。

また、就活をしていれば、交通費など諸々の費用がかかります。

特に一人暮らしをしている人は収入が無ければ生活が成り立たないという人もいるでしょう。

そんな中、アルバイトの収入があれば助かると思います。

精神的安定が得られる

何もしないという状態が続くと精神的に追い詰められるという人もいます。

そんな場合、たとえアルバイトでも仕事をすることで、社会とのつながりを実感でき、それが就活にプラスに作用することもあります。

社会的経験を積むことができる

アルバイトの経験を多くの企業はプラスに評価します。

それは企業の人事担当者も、自分の過去のアルバイトでの成功や失敗が良い経験として生きていることを実感しているからです。

企業内での人間関係や社会人としてのマナーを学ぶ場所として、アルバイトは有効と考えられています。

スキルが身につく

例えば、ホテル業界への就職を希望する人にとって、ホテルでのアルバイトは経験として評価されるでしょう。

また、まったく同じ職種でなくても、同じ接客業での経験を評価してくれる可能性もあります。

そういう意味ではスキルが身につく場としてアルバイトの経験はメリットになります。

生活にメリハリが生まれ、リズムが安定する

これといった予定がない限り、夜中までゲームやYoutubeに没頭し、翌日はお昼まで寝ている……。

中にはこんな人もいるのではないでしょうか?

社会人として、このようなだらしない生活はいただけません。

就職後のことも考え、勤務時間に合わせて起床や就寝、食事などの時間を整える必要があります。

アルバイトをすることで自然と生活にメリハリが生まれ、生活リズムが安定するでしょう。

コミュニケーションの練習ができる

アルバイトの中身にもよりますが、ほとんどの場合、人と接する機会があります。

たとえ接客業ではなかったとしても、同僚や社員、上司などとコミュニケーションを取る必要があるからです。

アルバイトでのコミュニケーションを通して、以下のような練習ができます。

  • あいさつや連絡事項の伝達など、基本的なやりとり
  • 相手の気持ちを想像し、困っていればサポートする
  • 仕事内容で不安なことや分からないことがあれば1人で抱え込まず相談や質問をする
  • 時には雑談など、業務以外のコミュニケーションを楽しむ

これらは全て、就職活動でも入社後の業務でも役立つコミュニケーション術です。

アルバイトでは働きながら以上のような社会人として必要なコミュニケーションの練習ができるのです。

既卒フリーターがアルバイトをしながら就活するデメリット

既卒フリーターがアルバイトをしながら就活するデメリット

一方、就活中にアルバイトをすることが不利な理由としては次の理由が挙げられます。

時間が拘束される

アルバイトの場合、シフト制を取っているとどうしてもそれに拘束されてしまいます。

アルバイトが忙しくて就活をする時間が無いという状態だとまさに本末転倒でしょう。

このようにアルバイトは就職活動に支障をきたすこともあります。

フリーターに対する偏見がある

企業から見た場合、フリーターのような非正規で働いている人に対する偏見はまだまだ根強いものがあります。

就活をしている人の意識は別にして、企業の目から見ると単なるフリーターと映ってしまうことも…。

アルバイトにハマってしまう

就活中の一時的なアルバイトのつもりが、そのままズルズルとアルバイトを続けてしまい、フリーターのまま年をとってしまうケースも結構見られます。

  • アルバイトが面白くなった
  • 収入が得られるので取りあえずそれで良いと思ってしまった
  • 就活をあきらめた

等々、理由は色々でしょう。

経歴に空白期間ができる

職務経歴書に書ける「職歴」は、基本的には正社員として働いた経歴です。

いくらアルバイトをがんばっても、それらは「職歴」にはなりません。

つまり、アルバイト期間は経歴上の空白期間になってしまうということです。

アルバイトをがんばったはずなのに、いざ就職活動をする時になってみたらその期間は「無職」とみなされてしまいます。

残念なことですが、これが現実なのです。

既卒フリーターがアルバイトと就活を両立させるコツ

既卒フリーターがアルバイトと就活を両立させるコツ
正直に言います。アルバイトと就活を両立させてどっちもこなすなんて、僕にはできません……!
2つのことを並行して進めるのは、なかなか大変ですよね。そこで、“両立させるコツ”を伝授しますよ!

以上述べたように、就活をする上で、アルバイトには良い面と悪い面の両方があります。

ですから、一概に否定するべきものではありません。

大事なことは、優先順位をはっきりさせることです。

就活は自分の問題であるのに対して、アルバイトはアルバイト先との関係があるので、ついつい就業先の事情を優先してしまいがち…。

ですが、そうなると就活の成功が遠のきます。

ここでは、就活を優先させるための具体的な方法を紹介します。

大きく分けると、”就活に支障が出ない程度にアルバイトをする方法です。”と”アルバイトを就職に結びつける方法”です。

就活に支障が出ない程度にアルバイトをする

まず、就活に支障が出ない程度にアルバイトを行うために、以下の3つのことを意識してみましょう。

  1. スケジュール管理をしっかりと行う
  2. 就活の面接日や説明会などの日程とアルバイトが重ならないようにするためにはスケジュール管理をしっかりと行うことが重要です。 ダブルブッキングをしないようにすることは最低限不可欠です。

  3. 夕方~夜の時間に働く
  4. 就活で動き回る時間は移動も含めて一般に午前中から午後6時ぐらいまでです。 ですから、アルバイトをする際には、この時間を外して夕方から夜にかけての時間が良いでしょう。 例えば、ディナーを出す飲食店などが良いかもしれません。 ただオールナイトになるような夜勤は昼間の活動に支障が出ることがあるので、極力避けたほうが良いでしょう。

  5. 短期バイトをする
  6. 期間を区切った短期バイトも適しています。 典型的なのが1日だけの日雇いバイト。 これだと、そこまでは就活に影響しないでしょう。

監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

何より大切なのは就活であることを忘れずに

「“とりあえず”という気持ちで始めたアルバイトに、気がついたらどっぷりハマっていた。」

そんな人はめずらしくありません。

まじめな人ほど「アルバイト先で頼りにされている」「自分がいないと職場が回らなくなっている」などの理由でアルバイトを他の活動に優先させてしまいます。

また、バイト先の人間関係が心地よくてつい居続けてしまう、などということもあるでしょう。

しかし、あなたの将来を考えた時、大事なのは「アルバイトで楽しく働く」ことよりも「正社員になりやりがいのある仕事に取り組む」ことではないでしょうか。

アルバイトはあなたの人生をこの先も保証してくれるわけではありません。

「アルバイトより就活の方が優先順位が高い」このことを忘れないようにしましょう。

シフトを組む時には、「まずは就活ありき」で希望を出すようにしてください。

アルバイトを就職に結びつける

数としてはそこまで多くはないかもしれません。

しかし、既卒者の場合、実はアルバイト先で正社員になるというパターンも見られます。

これは働く側にとっては仕事内容を内側から見て判断できますし、雇う側も人物をしっかりと見て採用できるので、お互いにメリットがある方法です。

こうしたアルバイトから正社員を狙う場合、過去にアルバイトから正社員になった人がいるかどうか、実績を確認することが重要です。

また、面接の際、率直にその点を確認しておくのも良いと思います。

なるほど…! メリットデメリットを把握して、自分に合った進め方をすることが重要だな!

アルバイト先に事情をきちんと伝える

アルバイトしながらの就活では、アルバイト先に事情を伝えておくことが大事です。

就活が始まる前に以下のことをきちんと伝えておきましょう。

  • 就活開始時期
  • 抜ける可能性のある時間帯、曜日
  • 迷惑をかけてしまう可能性があること
こんな風に赤裸々に話しちゃっていいのかな……?
大丈夫! むしろ就活で休むたびに「ちょっと用事があって……。」などと変に濁してしまうと、かえって話がこじれることがあります。

アルバイトしながら「正社員をめざそう」と考えるのは決して悪いことではなく、むしろ前向きなことです。

就活を優先させたいことはためらわずはっきりと伝えましょう。

特にシフト変更など周りに影響することは早めに連絡することが大事です。

その際、忘れずに感謝を述べるように心がけると、お互い気持ちよく働けますね。

アルバイトの退職時期を考える

退職の話をするのって緊張する……つい先延ばしにしちゃうんだよね……。
その気持ちはとってもよくわかりますが、入社日ギリギリになって「辞めます!」はNGですよ!

就職が決まれば、必ず辞めなければならないのがアルバイト。

ある程度就職活動が軌道に乗り内定がもらえそうになってきたら、退職時期を考えておくようにしましょう。

民法では「退職の意思を伝えてから2週間で雇用は終了する」と規定されています。

つまり、最低でも辞める2週間前にはアルバイト先に退職の意思を伝えるべきなのです。

とはいえ、2週間では引き継ぎや次のアルバイトの求人などとても慌ただしくなってしまいます。

アルバイト先に迷惑をかけずに辞めようとするなら、1ヶ月前には退職を伝えられるようにしましょう。

既卒フリーターがアルバイトをしながらの就活で注意するポイント

既卒フリーターがアルバイトをしながらの就活で注意するポイント

よし!アルバイトしながら就活を進めるぞ!イケイケどんどん!
ちょっとまって!アルバイトをしながらの就活は意外と大変。注意しておくべきポイントについて共有させてください。

既卒の人がアルバイトをしながら就活する場合、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。

ポイントとしては、以下の4つが挙げられます。

既卒フリーターがアルバイトしながら就活する際のポイント
  1. 自己分析を怠らない
  2. 仕事への意欲やコミュニケーション能力をアピールする
  3. 正社員経験がない理由は正直に伝える
  4. 既卒・フリーター向けの転職エージェントに相談する

どれも就活を成功に導くためにはとても大事です。

一つずつ見ていきましょう。

自己分析を怠らない

アルバイトしていると毎日忙しくて、自分と向き合う時間がとれなくなってしまいがちです。

しかし、就活において自己分析は必要です。

あなたの強みやスキル、希望条件が明確になっていないと、就活がその場しのぎなものになってしまいます。

「自己分析なんて難しそう」「そんな時間がない」と悩む人は、診断ツールを使ったり、就職エージェントのキャリアアドバイザーに相談するようにしましょう。

仕事への意欲やコミュニケーション能力をアピールする

アルバイトしながら就活しているということは、現役で働いているということです。

この経験を生かさない手はありません。

就職面接では、単に生活のためにアルバイトしているのではなく、やりがいや意欲をもって働いていることをアピールしましょう。

企業が採用時に重視するものの一つに「コミュニケーション能力」があります。

「既卒フリーターがアルバイトをしながら就活するメリット」でお伝えしたように、どんなアルバイトでも、必ず人との関わりがあるはずです。

どんな点に気をつけて同僚やお客様とコミュニケーションをとっているのか言語化し、面接で伝えられるようにしましょう。

正社員経験がない理由は正直に伝える

就職面接で「なぜ正社員経験がないのですか」と聞かれた場合、その答え方によって就活の成功率は大きく変わってきます。

NGなのは、適当なウソをついてしまうこと。

ストーリー性をもって伝えられるなら、たとえ後ろ向きな理由やネガティブな理由であっても、むしろ伝えた方がいいのです。

正社員経験がない理由は、以下のような伝え方がおすすめです。

  • ネガティブなことも正直に話す
  • ネガティブを乗り越えたきっかけを話す
  • 今の就活への意欲を伝えてプラスに持っていく

このような伝え方をすることで、「ネガティブな経験を乗り越えて糧にしているのだな」と受け止めてもらえると同時に、「誠実な人柄」をアピールすることができます。

監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

既卒の理由は必ず聞かれると覚悟して

既卒の人が就職活動をする場合、避けて通れないのが「面接で既卒の理由を聞かれること」です。

採用側がこの質問をするのはなぜなのでしょうか。

「既卒を採用することへの不安」がその理由です。

「卒業後も就職の意思がなくブラブラしていたのかも」

「勤労意欲が低いタイプで、就職してもすぐに辞めてしまうのでは?」

このように警戒されてしまうことは、残念ながらゼロではありません。

厳しいようですが、これが現実だとまずは受け止めましょう。

そして自分なりの答えをきちんと返せるように準備することが何より大事です。

ポイントは「ウソをつかず」「具体的に」答えること。

そして、既卒になってしまった理由について反省している部分や次に活かしたい部分をきちんと話すことです。

既卒・フリーター向けの転職エージェントに相談する

ここまで読んできて「既卒・フリーターが就活するのは難しそうだな」と感じた人もいるかもしれません。

確かに、既卒には既卒なりの「戦い方」があります。

既卒の就職/転職活動が得意なエージェントに登録することでその「戦い方」を自分のものにすることができます。

プロであるキャリアアドバイザーの力を借りれば、自己分析も面接対策も怖くありません。

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弊社に所属するキャリアアドバイザーのほとんどが、就活で悩んだ経験があります。既卒・第二新卒出身のキャリアアドバイザーも多く、あなたの不安や疑問に寄り添ったサポートが可能です。

無料だし、とりあえず相談してみるのアリかも……

就活中のアルバイトは十分可能!

以上、既卒者が就活中に行うアルバイトに関して述べてきました。

就活中のアルバイトはマイナス面だけではなく、プラス面もあることが分かったと思います。

むしろ、そのプラス面を有効に利用することが望ましいです。

重要なことは就活を優先するという点をしっかりと意識しておくこと。それさえ出来ていれば、就活中のアルバイトは十分可能です。

もしアルバイト経歴の活かし方が分からないと思ったら…。

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執筆・編集

第二の就活 編集部

「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。編集部のメンバーは、全員が既卒や第二新卒の経験者です。だからこそわかる「就活に対する怖さ・逃げたい気持ち」に寄り添い、正しい情報をイラストや動画を用いてわかりやすく伝えていきます。

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