「新卒だけど仕事を辞めたい」方へ。辞める前に絶対に考えてほしい就活ポイント

「新卒だけど仕事を辞めたい」方へ。辞める前に絶対に考えてほしい就活ポイント

世の中には、新卒で入社してすぐに「もう仕事を辞めたい…」と、思いつめてしまう人が少なくありません。大変な思いをして就職活動を行い、自らが希望したはずの会社に入ったのにもかかわらず、なぜ「仕事を辞めたい」と感じてしまうのでしょうか?

ここでは新卒が「仕事を辞めたい」と感じる原因から、実際に仕事を辞めた後に発生するであろうデメリットまで、詳しく解説していきたいと思います。

新卒社員が「仕事を辞めたい」と感じる理由

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まずは「仕事を辞めたい」と感じる代表的な理由を解説しましょう。実はほとんどの人が、同じような理由で退職していることがわかりました。

人間関係

仕事を辞める最も大きな原因は、人間関係です。転職サイト「リクナビNEXT」が発表した、前職を辞めた理由をヒアリングしたアンケートによると、仕事を辞めたい理由の36%が「人間関係」でした。

とくに上司との折り合いが悪くなると、毎日の仕事が憂鬱になってしまいます。残念ながら、就職活動をしている間に自分の上司がどのような人かを知る機会はほとんどありません。「何をするかよりも、誰と働くかの方が大事」という声はよく聞きますよね。そのくらい、会社においての人間関係は大切なのです。

参考元:リクナビNEXT「退職理由のホンネ」

拘束時間

入社前に聞いていた労働時間と、実際で働いてみたときの時間が大きく異なってしまうと、「仕事を辞めたい」と感じるようです。連日のサービス残業や休日出勤を強いる会社ならば、そのような気持ちになっても仕方がないでしょう。実際これらの経験をする人は多く、上記のリクナビNEXTのアンケートによると、14%が拘束時間への不満を理由に退職をしています。

給与面

「給料への不満」も主な退職理由に挙げられています。同アンケートによると12%の人がこれを理由に退職を希望。「さすがに給料面に関しては、説明がされているだろう」と考えてしまうかもしれませんが、新卒社員の場合、給料の額面と手取りの差に驚いてしまう人も少なくはありません。

税金や保険を差し引かれることを漠然としか考えていないと、「思ったより給料が安い」と感じてしまいます。新卒で入社する前に、きちんと手取りはいくらなのか確認すれば、給与面が原因で「辞めたい」と感じることはありません。これは、事前の確認不足が原因です。

仕事内容

新卒で入社し、「仕事内容が思っていたのと違った」「仕事が面白くなかった」という意見も多く聞かれます。入社前の会社のイメージと実際の労働内容が、あまりにも大きく違うために「仕事を辞めたい」と感じてしまうのです。

社風

その企業の「社風」そのものが合わなかったという意見も見られます。特に体育会系の社風に抵抗を示す人は意外と多いようです。体育会系の社風が悪いというわけではありませんが、合う・合わないがはっきりとわかれそうです。

しかし、「当社は体育会系です」とわざわざ説明してくれる会社はありません。入ってみて「どうしても社風が合わない」と感じるのであれば、同じ業界ではなく別業界への転職を考える方が賢明かもしれません。

仕事を辞めたい新卒の分かれ道。転職すべき人・転職すべきではない人の違い

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「辞めたい」と思った今の会社を、辞めるべき人もいれば、そのままとどまって働くべき人もいます。両者の違いはどこにあるのでしょうか。

お金の問題

現実的な問題として、仕事を辞めた後にすぐに次の職が決まる保証はどこにもありません。そのため、手元にお金がない場合は、それは辞めるべきではないでしょう。失業保険をもらいながら転職活動をすることは可能ですが、就職先を見つけるまでに時間がかかる場合もあります。そのため失業保険のみで、生活費を賄っていくのはあまりおすすめしません。

現職を辞めるときには、最低でも今の給料の約2カ月分に相当する貯金が必要です。転職活動は、意外とお金も時間もかかるもの。以上のことから、衝動的に仕事を辞めることだけは避けましょう。

人間関係

「新卒社員が『仕事を辞めたい』と感じる理由」にも挙げたように、『人間関係』は仕事をする上で重要な要素と言えます。円満に業務に取り組みたいと思っても、中には「苦手だな」と感じる人に出くわしてしまうこともあります。まだ仕事に慣れてない新卒の方が人間関係のことで頭を悩ませてしまうと、より強く「仕事を辞めたい」と感じてしまうのかもしれません。

ですが仕事は大勢の人と関わるものですので、どうしても自分と馬が合わない人もいます。時には、「苦手な人もいるけれどそういうものだ」と割り切る気持ちを持つことも大切です。

業務に慣れないうちはなかなか余裕を持つことができず、ストレスも溜まりやすいですが、時間が経てばゆとりを持って考えられるようになるケースは多いです。さらには、部署異動等によって解決する場合もあるので、一時の感情で「辞める・辞めない」を決めずに、まずは仕事に慣れるまで続けてみてはいかがでしょうか。

次の転職先の有無

会社を辞める前に、やりたいことが決まっているのかを改めて考えてみましょう。「仕事が嫌だから辞めたい」のではなく、「やりたい仕事がほかにあるから辞めたい」と思うのであれば、それは転職するべきでしょう。

しかし、新卒社員が入社直後から本当の意味で「ほかにやりたいこと仕事がある」と感じているケースは稀ですので、もう1度よく考えてみましょう。実際彼ら・彼女らが「ほかにやりたい仕事がある」と言うのは建前で、今の仕事から逃げたいケースがほとんどなのです。その点について自分をごまかしてしまうと、同じことを繰り返すだけになってしまいます。悪循環を避けるため、自分と正直に向き合うことをおすすめします。

ただ、「自分一人だけでは判断が難しい」という方もいますので、そんな方は第三者から客観的なアドバイスをもらってみてはいかがでしょうか?

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「仕事を辞めたい!」と思った時に考えてほしい“新卒で仕事を辞めた後に発生するデメリット”

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では実際に新卒で仕事を辞めたとき、どのようなデメリットが発生するのでしょうか?

経歴に傷がつく

“新卒で仕事を辞める”ということは、すなわち“短期離職をする™ということです。近年3年以内での転職が増え、終身雇用制度が崩れてきているとはいえ、企業の中には「最低でも1年以上の職歴がある人を雇いたい」と考えるところも少なくありません。

また、選考を受ける際には必ず履歴書に職歴を記載しますが、短期離職をしてしまうと書類選考の段階でお見送りになってしまうケースも多いです。書類だけで求職者の人となり全てがわかるとは思いませんが、やはり判断材料の一つにはなります。

企業も採用にはお金をかけていますし、「できれば長く働いてもらいたい」と考えているもの。“短期離職をした人”と“短期離職をしていない人”で、同じような経歴の方から応募があった場合、リスクを避けるためにも“短期離職をしていない人”が選ばれる可能性は大いにあります。

『新卒枠』で就活しても『中途採用枠』で就活しても不利になる可能性がある

新卒で仕事を辞めた方は第二新卒、すなわち中途扱いになります。新卒で仕事を辞め、短期離職になったからといって就職できないことはありませんが、不利になってしまうのは事実です。

中途採用を行う企業の多くは、新卒で入った会社をすぐに辞めた方よりも、他の企業でキャリアを積んだ人を選びます。これは上記にもあるように、企業側が短期離職のリスクを少しでも避けるために起こることですので、ある程度は仕方のないこととして捉える必要があります。

また、「新卒に混じって『新卒枠』で就活したい」と考える方もいらっしゃいますが、これはあまりおすすめできません。「卒業後3年以内は新卒扱いにする」という企業もありますが、これはあくまでも「卒業後3年以内の方でも応募可能」という意味なので、必ずしも受かるとは限りません。さらに、経歴が綺麗な新卒に混じって短期離職者が選考を受ける場合、経歴の懸念点を払拭できるような強みがないと通過は難しくなってしまいます。

中途枠にしろ新卒枠にしろ、不利になってしまう部分はありますが、“どうしても新卒枠に応募したい明確な理由”がない限り、第二新卒の募集を行っている企業(中途採用を行っている企業)を狙って就活するのが懸命でしょう。

「辞めたい」という気持ちのままに退職した結果…新卒で入った企業を短期離職したUさん

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新卒で入社した企業を1ヶ月半で退職されたUさん(23歳・男性)のお話です。Uさんは新卒で情報サービスを扱う企業に入社し、営業職として働き始めました。テレアポでの顧客獲得が主な仕事で、Uさんも電話をかけ続ける日々を送ります。テレアポは断られることも多い営業手法なので苦手に感じる方もいますが、Uさんはめげることなく業務に取り組み、メキメキと成績を上げるように。

周りからも期待され、さあこれから!という時に、Uさんはなんと退職の道を選びます。「仕事の幅が狭いと感じた」ことが理由でした。確かにUさんが行っていたメイン業務は電話でのアポイント獲得であり、その後の商談には参加できなかったので、上記のように感じてしまうのも無理はないかもしれません。ですがどのような理由であれ、1ヶ月半での退職は企業にかなりのマイナスイメージを与えてしまいます。

Uさんは明るくガッツがあることに加え、営業として改めてチャレンジする覚悟を持っていました。通常であればすんなり次の企業が決まるであろう方でしたが、短期離職が原因で、書類選考でのお見送りが続いてしまいます。やっと面接に参加できてもなかなか結果が出ず、苦戦を強いられました。

その後、努力を重ねなんとか内定を獲得したUさんでしたが、のちにこのように語っていました。

「正直短期離職がこんなに不利になるとは思っておらず、『1ヶ月半で辞めてもすぐ決まるだろう』と高を括っていました。新卒で入社した会社を辞めた理由も、今考えれば甘かったなと思います。入社して1ヶ月ちょっとしか経っていないのに、『仕事の幅が狭い』なんて判断できるわけないんですよね。

今はこうして自分が望む企業に入社できましたが、これは運とタイミングがよかっただけです。新卒で入社した会社でも、もっと頑張って成果を出せば新たな道に進めたかもしれないのに、一時の「辞めたい」という感情でその可能性を捨ててしまったのはもったいなかったと思います」

新卒でも仕事を辞めたほうがいいケース

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しかし中には、新卒でも仕事を辞めたほうがいい場合もあります。判断するポイントは、“誰が見ても「それは仕事を辞めてしまっても仕方ない」と感じるかどうか”です。転職活動を行う際、企業が前述のように判断すれば、選考も比較的スムーズに進みます。下記に具体的なケースを4つご紹介していますので、チェックしてみてください。

パワハラ(暴力)が横行している

パワハラやセクハラは本人の感じ方による部分が大きく、正直判断が難しいのですが、暴力行為が日常的に行われている場合は辞めることをおすすめします。

UZUZがサポートした方の中にも、「ミスをした時上司から殴られた」「日常的に暴言を吐かれ、しばしば手をあげられることもあった」という理由で、新卒で入った企業を短期離職した方がいました。このような方々は無事に転職を成功させていましたので、もし現在暴力行為で悩んでいる方がいるなら、事態が悪化する前に転職活動を始めたほうがいいかもしれません。

会社が法律に触れるような行為をしている

虚偽の書類を作成する、詐欺行為を働くなど、明らかな法律違反を犯している企業も辞めたほうがいいでしょう。数としてはそう多くありませんが、UZUZにいらした方の中にも、会社が法律に触れる行為を働いていたため退職を選んだ方がいました。

労働時間が異常に長い

こちらも判断に迷う部分ではあるのですが、法外な労働時間を強いている企業は辞めたほうがいいでしょう。残業時間の上限規制が少し前に話題になりましたが、残業が『100時間』を超えてくると「労働時間が長い」と判断されるケースが多いようです。

長時間の労働は、身体だけでなく心にも悪影響を及ぼします。うつ病などを発症してしまうと、次の仕事を見つけることはおろか社会復帰そのものに長い時間を要してしまいます。「暴力が横行している」「会社が法に触れる行為をしている」よりは多少理由付けが弱いのは事実ですが、手遅れになってしまうくらいなら、仕事を辞めてしまったほうがいいでしょう。

会社が倒産してしまった

“仕事を辞めたほうがいい”という観点からは少しそれますが、勤めていた会社が倒産し短期離職になってしまった場合でも、企業に「それは致し方ない」と判断されることが多いです。会社の倒産は皆さんの力ではどうしようもできないことがほとんどですので、面接の際に突っ込んで聞かれることもそう多くありません。

ちなみに、面接のポイントはどんな状況でも『他責』にしないことなので、「企業は倒産してしまいましたが、入社前に企業の財政状況を詳しく確認できなかった自分にも非があります」と伝えることができれば、面接官に対して良い印象を与えることが可能です。

まとめ:「仕事を辞めたい」と思ったら、まずは立ち止まって考えるところから!

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いかがでしたか?一部例外はあるものの、基本的に新卒での短期離職は、その後の転職活動において不利になってしまうことがほとんどです。

新卒で働き始めた皆さんは、新しい環境や初めての仕事でストレスが溜まってしまうこともあるでしょう。しかし、そんなときは少し立ち止まり、まずは自分の状況を整理してみることから始めてみてはいかがでしょうか?

「仕事を辞めたい」と考えてしまうのは、誰にでもあることです。しかし、衝動的に辞めてしまった人の中には「辞めなければよかった」と後悔する方もいます。「自分は将来どんなキャリアを積んでいきたいのか」をよく考えた上で、今後を決断しましょう。

「仕事を辞めるべきか否か」が判断できないときは、プロに頼ってみるのもおすすめです。UZUZでは皆さん一人ひとりに合わせてアドバイスを行っていますので、悩んでいる方はお気軽にご相談くださいね。

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Takahiro Sasahara
Takahiro Sasahara

ビジネスライターとして各業界の表裏をより多くの人に届けるために活動中。フリーランスとして働いていることからも仕事関連の記事執筆に定評がある。