未経験から証券業界へ就職。金融業界のトレンド大解剖!vol.7

未経験から証券業界へ就職。金融業界のトレンド大解剖!vol.7

※前回の記事はこちら→「未経験から証券業界へ就職。金融業界のトレンド大解剖!vol.6」
証券マンとして働くようになったら、どのような1日が待っているのか、シミュレーションしてみましょう。典型的な証券マンの1日を、ここで紹介します。そして、激務と言われている証券業界ですが、同時にエリートのイメージも強いです。証券業界で働く人達は、自分達の仕事のどこにやりがいを感じているのか、お話しましょう。

典型的な証券マンの1日

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では朝の過ごし方から順番に、証券マンの1日を見ていきましょう!

出社時間は7時?! 相場は9時から動く!

証券マンの朝は早いです。朝の7時までには、出社している人がほとんどです。一般の企業よりもはるかに早起きしなければなりません。朝が早い理由は、相場が動き始まるのが朝の9時だからです。相場開始前にやるべきことをやるために、早い出社が求められます。大体、8時前後に会議が始まり、連絡事項などが告げられます。

15時まではフル稼働! 昼食が取れないことも

証券取引所は午前と午後に分かれており、午前9時から11時半までを前場(ぜんば)と呼びます。その後、午後は12時半から午後3時まで、後場(ごば)と呼ばれる午後の取引があります。

相場が動いている時間、基本的に休みはありません。また間にある1時間の昼休みも取れない日も多いようです。相場が動いていないからといって、やることがないわけではありません。そのため昼食が取れない証券マンも少なくありません。

15時以降はお客様への訪問

相場が閉まると、今度は自分のお客様に直接会いに行きます。対面営業を行う時間帯は、ここですね。また、明日以降の準備や午後の会議もあります。証券マンにとってやることは非常に多いのです。大体、毎日の仕事が終るのは21時から22時と考えておいてください。

証券マンの休日:これを休日と呼ぶのかは微妙

では、土日祝日はどうでしょう?相場が動いていない以上、他の業種より安心して休める気がしますが……実はそうでもありません。相場が動いていないからこそ、やらなければならない仕事が待っています。たとえば、お客様に向けてレポートを作ったりします。

「平日にやれば良い」と考えるかもしれませんが、平日には平日にやることがあるので、なかなかその時間が取れません。結果的に、土日祝日に休日出勤をしてレポート作りをしている証券マンは多いのです。また接待も多く、休みの日を利用して仕事関係の人達とゴルフに行くこともあります。

ちなみに、証券業界の年間休日は約115日程度です。この数字は業界別の年間休日ランキングで見ると、80業種中61位にあたります。極端に年間休日が少ない業界ではありませんが、決して多くはありません。なお、有給休暇はきちんと与えられる業界ですが、消化率は50%から60%程度です。半分近くの有給休暇は消化できないまま終る人も多いようです。

証券業界で働く喜びとやりがい

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激務と言われている証券業界ですが、同時にエリートのイメージも強いです。証券業界で働く人達は、自分達の仕事のどこにやりがいを感じているのか、お話ししましょう。

高収入が狙える:成果がそのまま自分の収入に!

証券業界は実力主義です。そのため、きちんと結果を出した社員には、高収入が待っています。ここで勘違いして欲しくないのは、頑張った人が高収入になれるわけではありません。結果を出した人が高収入になれるのです。

自分で自分の仕事を上手にコントロールしなければ、時間はいくらあっても足りない業界です。つまり、常に考えながら仕事をする必要があります。自分の考えがハマり、きちんと数字を出せた時に、大きな満足感と達成感を得られる仕事です。

自分自身の成長:社会への接し方が変わる

証券に関わることで、世の中の見方が確実に変わります。幅広い業界に目を向ける必要がありますし、日常の何気ない風景からビジネスのヒントを得ることも少なくありません。そのため『仕事脳』になってしまう人は多いです。しかし、それは決して悪いことではありません。毎日をボケーっと過ごすよりも、常にアンテナを張って生きている人の方が、はるかに魅力的です。

証券マンになったことで、社会との接し方が変わり、人としても魅力的になった、という意見はよく聞きます。先ほどの休みの日にレポートを作成するという話をそうですが、今の経済がどうなっているかに関心が持てますし、感度も良くなります。

深い知識が身に付く

アンテナを張り続けていると、自然と広く深い教養や知識が身に付きます。すると、プライベートでの会話の内容も変わってくるのです。同僚も同じように生きているのですから、彼らとの会話は刺激を与えてくれます。証券業界はたしかに激務なのですが、そのような生活が「楽しい」と感じる人も多いのです。

結局、それは『合う・合わない』の話になってしまいますが、刺激的な人に囲まれて己を磨いていきたいのであれば、お勧めしたい業界の1つです。

※金融業界に興味を持たれた方は、こちらの記事もご覧ください。→「未経験から証券業界へ就職。金融業界のトレンド大解剖!vol.8」

Takahiro Takimizu

埼玉県出身。元第二新卒。新卒でメガベンチャーに入社しプログラマーとして勤務するも、自身の実力不足もあり3ヶ月弱で早期退職。その後、2013年にUZUZに入社。UZUZでは新規事業「ウズウズカレッジ」のエンジニアコースを担当。教育研修型の若手人材育成事業に携わる。