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既卒の就活体験談|20代で二度の転職を経験した男の内定ブルーとの戦い

Shotaro Kawabata

既卒の就活体験談|20代で二度の転職を経験した男の内定ブルーとの戦い

皆さんこんにちは。私は大学を卒業後、二度の転職活動を経験しました。今日はそのときのことについて、お話したいと思います。皆さんが就職活動をする際の参考になれば幸いです。

新卒で入社した会社をいきなり9カ月で退社という、社会人生活がスタート

私は食品系の大学を卒業し、1社目で食品用の殺菌剤メーカーに就職しました。しかし、新規営業でアポイントを取ることができませんでした。たまにお話をさせていただくことがあっても、「他社の殺菌剤で間に合ってます」と断られることがほとんどだったのです。(他社製品よりも値段は高いですが、効果は抜群でした…)

たまに営業先で「いい商品だね」と言われても、他社の5倍はする価格だったので、契約にはいたりませんでした。会社では、入社1年間で1件も契約が取れない社員は退社を促されます。そこでもう限界だと思い、転職活動を開始。食品卸売りと小売をやっている会社に決まったので、あっさり12月には退社しました。4月に入社して9ヶ月で退社、というスピード退職でした。

転職活動では、新卒の頃に希望していた食品の卸売り会社へ応募していました。「入社が決まって良かった!」「ここで頑張るぞ!」という気持ち先行型でした。

2社目でも営業成績が伸びず、製造部に異動して辞めたくなる

2社目でも営業として頑張っていましたが、なかなか成績が伴わず、加えてミスが多いことで半年で工場での製造に異動。もちろん自分に非はあるものの、やりたいことではなかったので正直辞めたくなりました。しかし、一度短期離職していて後がない状況だったので、もう少し続けることにしました。

給料が安くなかなか大変だったのですが、一度異動した人間は給料は上がらないという現状でした。しかも仕事は肉体労働で、単純な作業が多い。「将来的に、ここで働いていても自分の満足できる人生は歩めない」と思い、入社して2年半で転職活動を開始しました。しかし、ここからが本当に長い道のりでした。

長い長い二度目の転職活動をスタート

まず、8月末に大手の人材紹介会社に登録しました。やはり「営業マンとして立派になりたい」と思い、営業職に絞って転職活動を開始。業界にはこだわらず、幅広く見て決めたいと思いました。

毎日人材紹介会社から求人が送られてくる中、口コミサイトを見ながら「実際の会社の内情はどうなのか?」「給与は上がるのか?」などを調べながらエントリーしていきました。しかし、やはり1社目が9ヶ月で退社、今回は2年半で転職活動しようとしている状況。長期的な勤務に対する不安があり、それが採用担当者にに伝わったためか書類選考で落ちることがほとんどでした。

たまに書類が通過した会社の面接に行っても、自分で調べた自己流の面接対策では、1次面接を通過することもできませんでした。そのため「どうせ俺なんて」という、ふてくされた態度で毎日を過ごすこともありました。

私が登録していた大手の人材紹介会社は3カ月が経過すると契約期間が切れ、求人紹介は打ち切られます。そのため11月で打ち切られてしまい、加えて本業の工場が繁忙期により忙しくなってしまったので、いったん転職活動は休止することにしました。

ただただ隣りの芝が青く見えていた日々

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友人の仕事の現状や将来の話を聞いて「いいなー」と思ったり、大学生を見て「これから仕事を選べてうらやましいな」と思っていました。今思い返せば、周りが良く見えて仕事に集中できていなかったなと思います。そして現職が落ち着いてきた頃、また転職活動を再開することにしました。

今度は2社の人材紹介会社に登録しました。毎日求人情報を送ってもらい、応募する企業を選んでいきました。最初に伝えた希望を元に、メールで求人を紹介していただける会社もありました。

以前は書類審査で落ちることが多かったのですが、入社して3年経過したせいか、前より書類の通過率は少し上がったような気がしました。しかし、相変わらず苦しい転職活動でした。いろんな人に職務経歴書を見てもらい、その度に書き直し、面接で話すことを考え、「今度こそ絶対に納得できる転職をする!」と意気込んでいました。

電話越しにキャリアカウンセラーの方からアドバイスを受け対策を練っても、面接では緊張してしまいうまく話せず、落ち続ける日々。「もうダメなのでは…」と思ったそのとき、ぜひ入社したい会社に出会いました。

「ついに内定か…!?」と思ったが…

その会社は不動産会社でした。書類選考、1次面接も無事通過、なんと最終の2次面接まで進みました。筆記試験はボロボロでしたが、一生懸命に受け答えしたことが評価されたようです。人材紹介会社の方に「人事部からぜひ入社してほしい」と高評価をもらっていることを教えていただき、正直「いける!」と思いました。絶対に合格したかった私は、宅建や不動産業界の勉強に力をいれ、最終面接に臨みました。

面接当日は社長が急遽来られなくなってしまったので、人事の方が代理で面接してくださいました。聞き苦しいところはあったと思いますが、自分としては手応えを感じる面接でした。

「これは内定を取れたんじゃないか」と期待に胸を躍らせる私に届いたのは、『不採用』の通知でした。

どうやら他にも候補者がおり、その方には賃貸営業の経験があったそうです。人事の方には好印象だったそうですが、社長の判断でダメでした。「内定がもらえるのでは」と期待していただけに、非常に落ち込み、どうしたらいいのかわからなくなりました。

しかし人事の方のおかげで入社できても、社長に反対をされたのでは居心地は悪かったような気がします。気持ちを切り替え、転職活動を続けることにしました。この時点で8月の終わりでもう転職活動を始めて1年経過していました。

第二新卒ナビとの出会いは突然に

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それから再び転職活動を再開。しかし面接官の言葉の裏を考えすぎて、受け答えが全然うまくいきませんでした。悩み続け、インターネットで「第二新卒 転職と打ち込んだある日、『第二新卒ナビ』を運営している株式会社UZUZに出合いました。

「こんなのあったんだ!」と驚きました。しかも面接を受けに行く前に面接練習してくれると書いてあり、早速登録。ここで納得いく転職ができるかもと思い、面談をしていただきました。

その後、ITの研修サービスを提供する会社に応募し、営業職で書類が通過して面接をすることになったので、面接の練習をしていただきました。その後にもう1社、こちらはUZUZから紹介を受けた求人ではないのですが、ゼネコン関係の会社の面接予定が入りました。

面接練習では早期退職の理由など、想定質問での受け答えの対策を練りました。正直、うまく答えられるか疑問もありましたが、UZUZさんの熱心な対策指導に励まされ、IT教育支援の企業へ面接に望みました。

本番では、「なぜアポイントがあまりとれなかったのか?」などさまざまなことを聞かれました。今までよりは、なんとか理論的に答えられたような気がしました。面接を終え、次のゼネコン関係の会社へ。2回目のせいか、硬さがとれリラックスして答えられました。

私としては、どちらかというとIT教育支援の企業の方がイメージとしてかっこいいし、オフィスも綺麗だし、そっちにいきたいなと考えていました。(とても安易な理由ですが…)しかし、IT教育支援の企業は残念ながら不合格。受け答えの硬さや頼りなさがお見送りの理由でした。

その時すでに10月。また12月から現職の繁忙期が始まるから転職活動ができない……どうしようかな?という現状でした。

ゼネコン関係の会社からの内定!でも内定ブルー

不安を感じていたところ、他社から紹介を受けていたゼネコン関係の会社から内定を獲得!しかし正直なところあまり入社する気がなかったため、戸惑いました。先方からは3日以内に返事がほしいと言われ、非常に悩みました。営業職の採用ですが、「もし倉庫に異動があったらどうしよう」とか「オフィスが綺麗じゃない」とか、「建設業界とかなんか荒い人が多そう」とか、とにかくいろいろな不安が頭の中で渦巻いていました。

離職率や異動のこと、給与の昇給について担当カウンセラーの方に相談しつつ、現在建設業界に勤めている知人に業界のことや職場の雰囲気を電話して聞いてみたり、自分でもどのような知識が必要なのかを調べました。

100%満足する環境なんてない!自分で100%にするんだ!

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結果、会社の内情的には合いそうということ、そして建設業界でも働いていけそうだという判断にいたりました。しかし、納得できない部分がありました。オフィスがキレイじゃないことや、自分の理想の営業ではなさそうだということ。そのことを素直にキャリアカウンセラーの方や友人に相談しました。

そこで、100%の転職は僕のキャリアでは難しいこと、ここまで合いそうな会社に次も内定をもらえる保証はないことを教えてもらいました。また友人からは、働きながらキャリアアップして100%を目指せばいいんじゃないか?と言われました。その時は、自分の中で納得している部分は70%でした。

20代で3社目となる僕としては、やはり100%を目指したい。20代で3社経験してしまうと、転職市場では書類選考の段階で圧倒的に不利になり、苦しくなってしまうからです。

ですがふと思ったのは、「仕事内容の本質ではない部分にこだわりすぎてないか?」ということでした。しかも、今の現状から抜け出さない限り、満足した社会人にはなれません。そこで私は、ゼネコン関係の企業に行くことを決意しました!仕事のイメージやカッコ良さは本質ではないし、仕事内容では好きになれそうだと思ったため、入社することに決めたのです。

もちろん心配な気持ちはあります。しかし将来への不安は、これからの自分の頑張りで払拭するしかありません。一気に100%を目指せることは難しいのかもしれない。しかし段階を踏んで、100%にしていけばいいと思えました!こんなに意気込んでいても、入社して弱音を吐くこともあるかもしれません。UZUZの方々と飲んで、気晴らしをしながらやっていきたいと思います。

最後に、他社経由での内定にもかかわらず、親身に相談にのっていただきましたUZUZの中村さん、岡本さん、ありがとうございました。職場を変えることは大変かもしれませんが、その後の人生を好転させるチャンスでもあります。皆さんも、あきらめずに頑張ってください!

Shotaro Kawabata

株式会社UZUZ専務取締役。元第二新卒。鹿児島出身で高校卒業後、九州大学にて機械航空工学を専攻。大学院へは進学せず、住宅設備メーカーINAX(現:LIXIL)に入社。高校の同級生である今村からの誘いと自身のキャリアチェンジのため、UZUZ立ち上げに参画する。

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