ちょっと待った!ブラック企業を「離職率」だけで見分けていませんか?

ちょっと待った!ブラック企業を「離職率」だけで見分けていませんか?

最近何かと話題の「離職率」。離職率が高い業界だけは嫌なんですって候補者も多いですね。そりゃ誰だって離職率が高い仕事をやりたいとは思わないもの。でも、単純に離職率っていう数字だけに注意していると、コロッと騙されてしまうかもしれません。だって、離職率が正確な数字なのかって誰も確認してないですからね。

それでは、そんな離職率の数字マジックに騙されないために一体どうすればいいんでしょう?完璧に防ぐことはできませんが、その業界の離職率の根拠となる背景をイメージしてみて「納得がいくか?」という点かなと思います。例えば、離職率の低い業界でも、業務内容だけでなく、どんな人たちが働いているのか、仕事に見合う報酬をもらっているのか等、色々妄想してみます。「おや?」と思う点があれば、検索してみるなり、その業界で働いている知人に聞いてみるなりしてみましょう。

それでは、いってみましょう!離職率の「高い」業界と「低い」業界ランキング!あくまでも厚生労働省が出した数字なので、話半分くらいで見てみてくださいね。

離職率が「高い」業界トップ3

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No.1 教育・学習支援業(48.8%)
No.2 宿泊業、飲食サービス業(48.5%)
No.3 生活関連サービス業、娯楽業(45.0%)

ちなみに、年収はというと、

教育・学習支援業:328万円
宿泊業、飲食サービス業:362万円
生活関連サービス業、娯楽業:309万円

ちなみに、労働時間(月平均)はというと、

教育・学習支援業:184時間
宿泊業、飲食サービス業:178時間
生活関連サービス業、娯楽業:175時間

離職率が「低い」業界トップ3

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No.1 鉱業、採石業、砂利採取業(6.1%)
No.2 電気・ガス・熱供給・水道業(7.4%)
No.3 製造業(15.6%)

ちなみに、年収はというと、

鉱業、採石業、砂利採取業:282万円
電気・ガス・熱供給・水道業:242万円
製造業:252万円

ちなみに、労働時間(月平均)はというと、

鉱業、採石業、砂利採取業:173時間
電気・ガス・熱供給・水道業:176時間
製造業:186時間

「あれ?年収差はあるけど、思ったより労働時間に差がない…」という落とし穴

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このランキングを見てみて、こう思いませんでしたか?「年収差はあるけど、意外と労働時間は同じようなもんなんだな」と。ここにも少し数字マジックがあります。例えば、時給に換算してみると、少し見えて来ます。

離職率が「高い」業界の時給

宿泊業、飲食サービス業:1095円
生活関連サービス業、娯楽業:1174円
教育・学習支援業:1354円

離職率が「低い」業界の時給

鉱業、採石業、砂利採取業:1579円
電気・ガス・熱供給・水道業:1715円
製造業:1386円

結構違いますよね?時給換算すると。しかも、実際はというと、離職率が高い業界では、感覚的にこんなに労働時間短くないだろうという違和感を覚えます。実際には、休日出勤やサービス残業も多く、労働時間に計算されていない実質労働時間がもっとあるんじゃないかなと思います。

例えば、飲食業界では社員はほぼもれなく店長となって店舗マネジメントを行います。マネジメントに要する時間はいちいちタイムカードを押していないケースも多いんだと思います。教育業界にしても、時間外で教材の準備や生徒・保護者へのフォロー業務が発生してしまい、労働時間だけでは計れないのが実態です。

また、離職率の高い業界の特徴としては、人材育成にかける時間が著しく少ないという特徴もあります。基本的には、「見て覚えろ」といったスタンスになります。確かに、見て覚えるべきことはあるとは思いますが、単純にコストを削減するためだけに人材育成の時間を削ってしまうと離職率は自ずと上がりますよね。

離職率ランキングを自分なりに考察

離職率一つとっても、数字というものは何かと説得力がありますが、その背景、根拠をしっかりと探っていかないと、命取りになるなと感じます。日頃から「この数字は感覚的に正しいのかな?」「何か現実的にこんな割合にはならないような…」といった統計リテラシーをしっかりと身に付けていくことが仕事選びだけでなく、しぶとく生きていくためには重要だなと思います。

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Shotaro Kawabata

株式会社UZUZ専務取締役。元第二新卒。鹿児島出身で高校卒業後、九州大学にて機械航空工学を専攻。大学院へは進学せず、住宅設備メーカーINAX(現:LIXIL)に入社。高校の同級生である今村からの誘いと自身のキャリアチェンジのため、UZUZ立ち上げに参画する。