仮置き既卒就活のメンタルコントロール

就活の闇を克明に描き出す動画 VS 就活に一寸の光を差し込む動画

Shotaro Kawabata

就活の闇を克明に描き出す動画 VS 就活に一寸の光を差し込む動画

就活の闇を克明に描き出す動画

芸大生が描き出す現代就活の闇、「就活狂想曲」

就活ってホント徐々に孤立していくのが一番辛いですよね…何か世の中のルールに急激に合わせないといけないっていうか。日本の就活って小さい頃から受けてきたテストとよく似てますよね?模範解答があって、その答えをちゃんと答えられた方が偉い、みたいな。面接官が問題を出して、答え合わせをしている。そのために答えを一生懸命勉強して、回答だけでなく自分の人格、エピソードをその答えに近づける作業が日本型就活なんでしょう。いきなりは無理でも、徐々に変えていきたい仕組みですよね?

さすがにこれはフザけすぎたなと思う、「地獄のミサワCM」

このCMを見て思うことは、「就活を便利にしすぎているな」ということ。リクナビからすると、たくさんの学生がリクナビ経由でエントリーしてくれた方が儲かる。エントリーシート作成も、スケジュール管理も、リクナビを使うと簡単にできる。確かに多少の効率性は必要だと思うけど、これからの人生を大きく左右する就活をそこまで効率的にやらないといけないのか、疑問をスゴく感じたCMだった。それと、さすがに地獄のミサワはウザすぎる。

就活に一寸の光を差し込む動画

リクナビ型就活は好きじゃないけどコレは好き、「リクナビの山田花子CM」

日本型就活を語る上で無視できない存在が「リクナビ」。このCMが流れているときに就活をしていた私。その当時に何度もこのCMを見ていました。就活でうまくいかない時に見ると、「何だ、山田花子の方が大変やん…」とちょっと気が楽になっていました。そんな自分が今はリクナビ型就活と完全に逆の就活サポートをしていると思うと人生オモシロいなと思います。リクナビの評価は別れると思うけど、このCMは文句なし良いCMだったと思います。

「ニート」と呼ばないで〜大阪一丸の「レイブルCM」

そんな日本型就活に真っ向から立ち向かっている団体が大阪にあるので、ここでご紹介。このCMは大阪のNPO法人スマイルスタイルが運営する「大阪一丸」が仕掛けたCM。世の中で「ニート」と呼ばれている人たちを「レイブル(late bloomer)」として再定義することで、若者の就業を根底からサポートしていこうという取り組みです。「この笑えないまちに、本当の笑いを」ってコンセプトが良いですよね。

〈番外編〉闇だの光だの言わずに気晴らしに笑える動画

日本のサラリーマンを如実に描き出した「ショッカーCM」

ショッカーは偉い。どれだけ死神伯爵(社長)がトップダウンでめちゃくちゃ言おうが、怪人(部長・課長クラス)がパワハラしたり、無責任な指示を出そうが歯を食いしばって働いている。たぶん、ショッカーの中身は就業後はスナックで安い酒を片手にママ相手にグチっているのだろう。そんなショッカーを私は尊敬している。

就活について、今思うこと

正直、今の就活が良いとは全く思っていません。でも、いきなりこの仕組みを壊したら大混乱です。学歴ばっかり見る企業、早期離職は「根性なし」とレッテルを貼る社会、でも、それってある程度は仕方ないんだと思います。自分たちが恵まれた立場だったら、やっぱりそんな会社や社会と同じような見方をしてしまうかもしれません。

だけど、模範解答でしか判断できないのも何かオモシロくないですよね。そんな風に採用しているだけでは、企業も日本って国も、世の中をアッと驚かすことも、これからのグローバル社会でも生き抜いていくことも難しいと思います。だから、ちょっとくらい曖昧な部分、「まあ、失敗しても次がある。失敗から学んだことがあるなら儲けもん!」くらいの器の大きさが欲しいなと。

だから、今日も競合他社に「効率が悪い」と言われながらも、就活に悩みを持っている人と実際に会って、話を聞いて、ちょっとでも次のステップに進むためのサポートをしています。楽しいことばかりではないですが、たまに就職した人から「飲みに行きましょう!」って誘ってもらえるから良いんですよね。

Shotaro Kawabata

株式会社UZUZ専務取締役。元第二新卒。鹿児島出身で高校卒業後、九州大学にて機械航空工学を専攻。大学院へは進学せず、住宅設備メーカーINAX(現:LIXIL)に入社。高校の同級生である今村からの誘いと自身のキャリアチェンジのため、UZUZ立ち上げに参画する。

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