精神疾患&大学中退を飛び越えた既卒男子Vol.5|デイケアを振り返ってみて

精神疾患&大学中退を飛び越えた既卒男子Vol.5|デイケアを振り返ってみて

こんにちは!ミスターMです。

遅くなりまして本当にすみません。。。ウズウズさんからもそれとなく催促をして頂いていたのに、本当にすみません!

私事ですが、最近婚活をしていて(10代後半~20代後半までそれどころではなかったので!)、でもやっぱり疲れて熊野本宮に一人旅をしていたり、(いま風に表現すると)ソーシャルな活動の仕込みをしていたりと、お留守になっておりました。このブログの執筆も実はそのソーシャルな活動の一つであったりするんですけどね。

本日は掲載の関係で話が前後してしまいましたが、3回に渡ってお送りした「ルポ・デイケア」の前後のお話を、いま振り返るデイケアの意義も含め少し補足しておきます。

デイケアなどを利用した社会復帰への道のり(2009年~2011年)

th_20140406【デイケア版】ミスターM年表
2009年2月だったかと思いますが、あと2ヶ月で25歳になろうかという冬の日、前から興味関心を持っていたデイケアというものに本格的に参加することを決めました。

詳しいいきさつやデイケアでの日々は、社会復帰のためのリワーク編デイケア前編デイケア後編に譲りますが、やはりいきなり社会の第一線に出ることが不可能であることはそれまでの経緯で悟っていました。まずは気力をコントロールできるようになること、そして毎日外に出ることのできる(!)体力をつけること、それが先決でした。

デイケア前編でも触れていますが、6月から通うようになったデイケアも最初は1回行って2週間行けませんでした。気が張っており1日過ごすので疲れ切ったこと、そしてそれでまたダメだと思ってしまったのだと思います。

結局、もう1回チャレンジしたことでその”諦め”、という壁が超えることができるようになりました。といっても通所当初は所内では元気にしていても、夕方帰ってくるとすっかり疲れ果てていて布団に直行するような体力しかありませんでした。それこそ土日もほとんど寝ているような生活は変わりませんでした。

もっとも、人前に出ると頑張ってしまう性格は相変わらず直っていなかったりしますが・・・。

(でも、働き始めて思うことは、その会社のその仕事をしていれば当然タコつぼ化しますし、毎日22時に帰ってきて、前職にいた時のように疲れ果てて土日も寝ていれば、精神的には引きこもりもいいところだなーと思います。。。)

日々の体力に関しては、本当に日々ついていくのを待つしかないというしかありません。もちろん、いま自分も痛感していることですが、20代前半の一番体力がピークを迎える時に引きこもっていたことは後々まで尾を引いており、今も痩せていてどうもなぁとは思います(痩せ型なのはアメリカンフットボールをやっていて一番筋肉があった高校時代からですが)。デスクワークでも徹夜するには(深夜残業するにも)体力があった方が断然有利です。

 

それでは、なぜデイケアで踏ん張ることができたのか改めて考えてみました。
これ、といった一つに絞れるものはないのですが、強いて言えば三つあげられるでしょうか。

一つは、当然ながら年齢や学籍などを含めこれが最後のチャンスだと思ったこと。ただ、それも学位授与機構での学位取得という一つの光明が差し込んだことで、自分の中で何とかなるかもしれないという希望が芽生えたこともあるかと思います。
(追々書いていくことになりますが、その時は中退者が転職サイトでわりと面接に呼んでもらえるものだとは思ってもいませんでした)。何より、前提として体力、精神力ともデイケアぐらいなら行けそうな状態になってきていたということはあったことは書いておきます

二つ目は、これは自分でもそうなのかとその時改めて思ったことですが、変な意味ではなくデイケアが普通に居心地の良いコミュニティーだったからだと思います。数十人が入れ替わり立ち替り立ち寄って巣立って行く、そして何より皆がお互いを支え合っているようなコミュニティーで、今でも自分はすごく楽しかった想い出として覚えています。

(逆に言うと、特にいまの仕事場では助け合うという気持ちがあまりに希薄で正直ビックリします。困っている人が見過ごせない性格の同僚が、自分で仕事を増やしているだけ、と苦笑していましたが、自分は前職の経験もあるのでそういう同僚を放っておくことができません)

あと三つ目、これはまあもう時効かとは思いますが、恋をしていたからでしょうか(照)。その子とは何度も遊びに行ったけど結局ご縁はなくて、でもその子がいたことも一つ大きな自分のモチベーションになったと思っています。それはもうタイミングとしかいいようがなく、そのことご縁がなかったことも結局はそういうことなのだろうと思います(でも、そう思えるようになるために、今の自分が努力しないといけないですね)。

 

いま振り返ると自分にとってデイケアでの3ヶ月は社会に復帰する儀式のようなものだった気がします。その時のメンバーとはほとんど連絡を取っておらず、同窓会といった意味での懐かしさというよりは、自分の中での位置付けは仕事仲間であったという感覚です。それは病気を治して社会にでるという仕事であり、その仕事が一番捗ったのがデイケアにいた時でした。簡単そうに思えることかもしれませんが、簡単なことを当たり前にこなすのが一番難しいと自分は思うタイプです。(なぜって、簡単なことはミスが許されませんからね!)

そして何より元に戻れるという自信を取り戻せたのがデイケアだと思っています。今でも自分の中ではあの当時のことは楽しい思い出で、それが直接的に頑張る源になるわけではありませんが、糧というか自分の自信を支えてくれている出来事の一つです。

ただ、強調をしておきたいのは、社会に復帰する過程で必ずしもデイケアが適切かというと、そういうわけではないと思っています。きっかけ、足がかりを探す際の一つの有力な選択肢にはなりますが、もしかするとアルバイトなどの方が馴染みやすいという方もいらっしゃるかもしれません。

(よく言いますが、大学などと違って職場のほうがプライベートの余計な詮索をされず気が楽だというのはそうかと思います)

もちろん、同じ社会復帰という目標に向かって努力する、努力しようとする仲間といるのは心強いことです。それでも、デイケアでうまくいかないことがあっても、それで落ち込んだり、悲観したりする必要は全くないと思います。

世の中、生きて行き方は五万とあり、何かに拘る必要があるとは思いません。自分も最初デイケアに抵抗はありました(あるのが当然、というのは言い過ぎでしょうか?)。そのデイケアが自分にとって大きなきっかけになったのも、その時に自分が飛び込んだからで、自分にあった道を探そうとすることそのものが重要だと今でも思いながらやっています。

※過去記事の社会復帰のためのリワーク編デイケア前編デイケア後編は、自分が通っていたデイケアでの3ヶ月を描いたものです。これはデイケアを退所した後に、その時のデイケアOB(わりとOBと現役メンバーの交流があるデイケアでした)から薦められたもので、聡明な彼は自分のことを評価してくれており、薦めてくれたようでした。今となっては書けないものであり、その時薦めてくれた方に感謝するしかありません。文章はかたいものの、表現等その時の自分の心細さや不安がわりと表されていたため、UZUZさんに無理言って原文で掲載して頂きました。

UZUZ Writer
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