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未経験者が押さえておくべきインフラエンジニア(ネットワークエンジニア)の関連資格

Shotaro Kawabata

未経験者が押さえておくべきインフラエンジニア(ネットワークエンジニア)の関連資格

Cisco Systems関連資格

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1984年に設立されたアメリカの通信機器メーカーの一つ。本社はカリフォルニア州サンノゼ。「シスコ」(Cisco)とは同州の都市「サンフランシスコ」(San Francisco)の略とされる。ロゴマークは同地にある金門橋(Golden Gate Bridge)をかたどったもの。

企業や通信事業者向けの通信機器の製造・販売が主な業務で、インターネットや企業内ネットワークで利用されるルータやスイッチなどの通信装置で世界最大手の一つに数えられる。同社製品を扱う技術者の知識や技能を認定する資格試験も行っており、通信技術者の間では広く知られている。

CCNA

言わずと知れたネットワークエンジニアの登竜門的資格。世界最大手のネットワーク機器メーカーCisco Systems社による技術者認定資格の一つ。中小規模のネットワークの構築・管理・運営や、同社製のルータや機器を利用した単純なネットワークの導入・設定・トラブルシューティングができる能力を認定する。同社の資格の中では最も初歩的なものの一つ。近年のネットワーク機器の需要の爆発的な増加により、取得者も増えている。また、以前は日本語での受験ができなかったが、2000年から日本語での受験が可能になっている。CCNA試験は試験日を自分で決めることができます。つまり、特定の日程がなく、自分の都合が良い日程を指定して受験することができます。より上位の資格にCCNPCCIEがある。

CCNP

CCNAの上位資格。大規模ネットワークやインターネットワークサービス運用に必要なシステムの構築・管理・運営ができる能力を認定する。資格取得には「Foundation 2.0」認定試験か、「Routing」「Switching」「Remote Access」の3種類の認定試験のどちらかに合格し、さらにSupport認定試験に合格する必要がある。また、すでにCCNA資格を取得している必要がある。CCNAが初歩的な資格であるのに対し、CCNPは難度が高い上級資格である。なお、CCNP取得者は「技術スペシャライゼーション」という専門資格の取得試験を受けることもできる。専門資格は「Security」「Voice Access」「Network Management」「LAN/ATM」「SNA」の5種類が存在する。より上位の資格にはCCIEがある。

CCIE

CCNPのさらに上位資格。同社の認定資格の中では最高位の資格とされ、ネットワーク技術者として最高の技術と知識を持っていると認定されたことになる。ルータやスイッチによるネットワーク構築能力を認定する「CCIE-Routing and Switching」と、リモートアクセスに関する専門知識に重点を置いた「CCIE-ISP Dial」の2種類がある。CCIEはCCNA、CCNPの上位資格だが、それらと違って2年毎の再検定を受けなければならない。CCNP相当の知識に加えて、少なくとも2年の実務経験を必要とされる。試験もパソコンでの電子テストだけではなく、2日間のラボ実技試験が行われるなど、取得は極めて困難である。CCNA、CCNPがなくても受験できるが、試験は英語でしか受けられない。国際的に通用する資格で、ネットワーク技術者にとって最高のステータスの一つとして知られている。

Linux関連資格

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1991年にフィンランドのヘルシンキ大学の大学院生(当時)Linus Torvalds氏によって開発された、UNIX互換のOS。その後フリーソフトウェアとして公開され、全世界のボランティアの開発者によって改良が重ねられた。Linuxは学術機関を中心に広く普及しており、企業のインターネットサーバとしても多く採用されている。最近では携帯電話やデジタル家電など組み込み機器のOSとしても普及し始めている。

LPIC Level1

Linuxについての技術レベルを認定する資格試験。非営利団体のLPI(Linux Professional Institute)が実施しているもので、日本ではNPO法人エルピーアイジャパン(LPI-Japan)が行なっている。認定はレベル1~3の3段階で行われ、試験は会場に用意されたコンピュータを操作して出題・回答するCBT(Computer Based Testing)方式で行われる。レベル1(LPIC-1)では基本的な操作方法コマンドの使い方システム管理の方法が出題される。

LPIC Level2

LPIC-1の上位資格。レベル2(LPIC-2)では応用的な管理方法やLinuxによるネットワークやサーバの構築手法について出題される。この資格を取得すると、即戦力として活躍できるエンジニアとして認められます。また、お客様に対してはLinuxの知識を持つエンジニアとしての裏付けになります。

LPIC Level3

LPIC-2の上位資格。レベル3(LPIC-3)は大規模システムの設計・構築・運用に関する試験で、共通資格の「LPIC-3 Core」と、専門分野ごとに設けられた「LPIC-3 Speciality」の2段階が設定されている。専門資格は異種混在環境に関する「Mixed Environment」と、セキュリティに関する「Security」、仮想化や負荷分散、高可用性システムに関する「Virtualization and High Availability」の3種類が用意されている。

Oracle関連資格

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Oracle(オラクル)とは、世界最大のデータベースソフトメーカー。また、同社の基幹製品であるリレーショナルデータベース管理システムの名称。各種UNIX用とWindows用があり、世界的に非常に高いシェアを占めている。

ORACLE MASTER

日本オラクルによる、Oracle製品を扱う技術の認定資格。データベース管理・運用アプリケーション開発の2系統に大別され、それぞれ数段階にランク分けされている。

データベース管理・運用についての資格は4段階で構成される。もっとも基本的な「Bronze」規格はOracle10gによる中小規模データベースの運用に特化した資格である。その上位に「Silver」「Gold」「Platinum」があり、これらを取得するとそれぞれOracle本社による世界共通資格である「Oracle Certified Master」(OCM)、「Oracle Certified Professional」(OCP)、「Oracle Certified Associate」(OCA)に同時に認定される。

アプリケーション開発についての資格は「ORACLE MASTER Silver Oracle9i PL/SQL」「ORACLE MASTER Gold Oracle9i Forms Developer」の2段階があり、それぞれ世界共通資格の「Oracle9i PL/SQL Developer Certified Associate」と「Oracle 9i Form Developer Certified Professional」に同時に認定される。

情報処理技術者試験

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ITパスポート試験(IP)

国家試験である情報処理技術者試験の一つで、2007年12月に発表された新試験制度のスキルレベル1(スキルレベルは1~4が設定されている)に相当する資格。専門的な資格というよりは、情報処理技術全般を網羅している出題範囲となっており、社会人が身に付けておくべき情報処理技術が該当する。難易度はかなり低く、資格を取得していても就職活動では優遇されづらい。

基本情報技術者試験(FE)

「コンピュータ科学基礎」「コンピュータシステム」「システムの開発と運用」「ネットワーク技術」「データベース技術」「セキュリティと標準化」「情報化と経営」など多岐にわたる。 また、コンピュータ言語のプログラミングに関する問題が出されることから、主にプログラマ向けの能力認定試験として、情報産業界では古くから重要視される。スキルレベルは2に相当。

現在ではシステム開発者・利用者の双方を想定した試験となっているが、午後のアルゴリズムは選択必須であり、依然としてプログラマからシステムエンジニアへの登竜門とされている。 情報工学に関連するエンジニアの実務においてもベースとなる。

システム開発会社ではこの試験に合格することが技術者の必要最低限の資格として重要視されることがあり、入社3年程度以内に取得することを推奨される(取得できないようでは、むしろ問題視される)。その上で、応用情報技術者試験など、上位の試験合格を目指すキャリアパスになっている。

応用情報技術者試験(AP)

対象者像は「高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者」と規定しており、主に数年の経験を積んだシニアプログラマシステムエンジニアを主対象としている。

試験では、基本情報処理技術者試験(FE)では必須だったプログラミングやアルゴリズムの問題が選択制となっているため、「基本情報処理技術者試験よりもとっつきやすい」と感じる人もいるようだが、問題の難易度は格段に上がっているため簡単に取れるような資格ではない。スキルレベルは3。

高度情報処理技術者試験

情報処理技術者試験のうち、以下の8つの資格を高度情報処理技術者試験に区分している。“高度”というだけあり、どの資格も難易度が非常に高い。例年の合格者も12〜18%程度にとどまっている。スキルレベルは最高レベルの4に相当する。

  • ITストラテジスト
  • プロジェクトマネージャ
  • システムアーキテクト
  • ITサービスマネージャ
  • ネットワークスペシャリスト
  • データベーススペシャリスト
  • エンベデッドシステムスペシャリスト
  • システム監査技術者

ちなみにTBSドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(通称『逃げ恥』)では、主人公森山みくりの雇用主、津崎 平匡が上記の『基本情報技術者』『応用情報技術者』『データベーススペシャリスト』を持っていることでも話題になりました。

平匡さんが持っている資格、物語の重要人物である沼田さんの仕事についてまとめた記事をこちらで紹介しているので、気になった方は読んでみてください。
『逃げ恥』津崎 平匡の所持する資格ってどのくらい凄いの?沼田さんの『インフラエンジニア』ってどんな仕事?

その他関連資格

ちなみに、下記にはIT関連資格を難易度別に並べてあります。偏差値のような感覚で割り当てられていますので、参考程度に見てみてはいかがでしょうか?「目指せ!全資格取得!」とまではいかないまでも、ある程度は資格の種類・レベルを把握しておきましょう。

【IT関連資格難易度一覧】
71:ITストラテジスト
70:システム監査技術者
69:プロジェクトマネージャー
68:システムアーキテクト
68:ITサービスマネージャ
67:情報セキュリティスペシャリスト
67:ネットワークスペシャリスト
67:データベーススペシャリスト
67:エンベデッドシステムスペシャリスト
65:CCNP
65:応用情報技術者
65:ディジタル技術検定
65:オラクルマスターゴールド
64:PMP試験
64:XMLマスター プロフェッショナル
62:SUN技術者認定資格
57:MCP (上位資格)
55:CG-ARTS検定(CGエンジニア検定 エキスパート)
55:パソコン検定(P検)1級
55:パソコン整備士1級
54:ディジタル技術検定
54:ITコーディネータ
54:オラクルマスターシルバー
53:QuarkXPressクリエイター能力認定試験1級
53:Linux(LPICレベル2)
52:マルチメディア検定(エキスパート)
52:VBAエキスパート (スタンダード)
52:CAD利用技術者試験1級
51:情報セキュリティ管理士認定試験
51:.com Master ダブルスター
50:MCPC モバイルシステム技術検定1級
50:基本情報技術者試験
50:情報処理技術者能力認定試験1級
50:C言語プログラミング能力検定試験
48:ソフトウェア品質技術者中級
47:情報処理技術者能力認定試験2級
47:情報処理技術者能力認定試験3級
47:CIW ファンデーション(Web Foundations Associate)
XMLマスター :ベーシック
46:パソコン検定(P検)2級
46:ソフトウェア品質技術者初級
46:MCP(基本資格)
46:ITパスポート試験
46:情報活用試験(J検)1級
46:情報検索応用能力試験2級
45:ディジタル技術検定3級
45:情報システム試験(J検) SE認定/PG認定
45:IT検証技術者認定試験 エントリーレベル1と2
45:JSTQB認定テスト技術者資格認定試験 Foundation Level
45:情報セキュリティ初級認定試験
45:Turbolinux技術者認定試験 Turbo-CE
45:VBAエキスパート(ベーシック)
44:パソコン整備士2級
43:情報活用試験(J検)2級
43:MCPC モバイルシステム技術検定2級
42:Linux(LPICレベル1)
42:.com Master シングルスター
39:情報活用試験(J検)3級
39:日商PC検定3級
38:マイクロソフト オフィススペシャリストマスター
38:パソコン検定(P検)3級
38:MCPCケータイ実務検定
37:情報検索基礎能力試験
37:Word/Excel文書処理技能認定試験3級
37:MOS(スペシャリスト)

参照元:資格難易度ランキング

今回の記事でご紹介した資格を使い業務にあたるインフラエンジニア。その詳しい仕事内容は以下の記事から知ることができます。
既卒のための業界解説|今キてる!インフラエンジニア(ネットワークエンジニア)の業務内容とは?

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Shotaro Kawabata

株式会社UZUZ専務取締役。元第二新卒。鹿児島出身で高校卒業後、九州大学にて機械航空工学を専攻。大学院へは進学せず、住宅設備メーカーINAX(現:LIXIL)に入社。高校の同級生である今村からの誘いと自身のキャリアチェンジのため、UZUZ立ち上げに参画する。

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