既卒・フリーターのための業界解説

既卒のための業界解説|商社に受かる人材の特徴・条件とは?(商社編Vol.3)

Kuniyuki Imamura

既卒のための業界解説|商社に受かる人材の特徴・条件とは?(商社編Vol.3)

『第二新卒ナビの業界解説|シリーズでは、
1.第二新卒ナビの業界解説|総合商社という仕事
2.第二新卒ナビの業界解説|専門商社という仕事
の2つについて記載してきました。これで商社の大枠が理解できたのではないかと思います。

さて、お待たせしました。シリーズ第3回目の今回は『商社に受かる人材の特徴・条件』をご紹介します。商社では一体どのような人材が求められているのでしょうか?この記事では商社の『営業職』で求められている資質について記載していますので、是非参考にしてください。

商社に受かる人材の特徴・条件その1:フットワークが軽い

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商社ではなぜフットワークの軽さが重視されているのでしょうか?それは、業務において特にスピードが要求されるシーンが多いからです。

商社には『メーカーとメーカーの間に入る役割』があります。違う表現を用いると、『仕入先と販売先の間に入る役割』があるとも言えます。たとえば、果物を海外輸入販売する専門商社の営業職があると仮定しましょう。すると、仕入先と販売先双方とやり取りするにあたり、以下のような情報が必要になります。

  • 仕入先:仕入先での生産量、仕入価格(仕入値とか下代といいます)、在庫状況
  • 販売先:販路、販売力、販売価格

上記に関係して、仕入先の天候状況や為替状況を見て仕入値が決定しますし、販売先も同様ですよね。要するに左手(仕入先)と右手(販売先)どちらの状況も知っておく必要があります。

「おいおい、それは営業なら他の業種でも言えるだろ」とツッコミを頂くかもしれませんが、商社の場合はその流動性が非常に高く、お客様とのコミュニケーション頻度も多いのです。ですので、面接においても『フットワークの軽さ』『柔軟性』『スピーディーな対応』に関してのエピソードを交えたアピールが効果的です。

例えば居酒屋でのアルバイト一つとっても、「明るく元気にお客様への笑顔をかかさずに〜」というエピソードよりも、「柔軟な対応を意識しておりました。具体的には曜日ごとのお客様の入りを予め予測してアルバイトのシフトを組んだり、時間帯や季節ごとに需要が多いと見込まれるメニューは、事前に厨房とミーティングして仕込みをしていました」というエピソードの方が良いです。

商社に受かる人材の特徴・条件その2:根性がある

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「商社は体育会系だ!」と言われることがありますが、あながち間違いではありません。

IT業界等と比べると古くからある業界のため、昔ながらの考え方を持っている方も多くいらっしゃいます。『お客さん先に足しげく通い信頼性を勝ち取る』『ある程度叱咤されてもそれをしっかりと受け止めて成果を出していく』等の気持ちが必要とされます。

実際大学で運動会(要するに部活)に所属していた方が多く内定を頂いております。これは社内に縦社会があり、それに対するストレス耐性を有しているという話もありますが、それ以上に商社業界には体育会系資質の方が多く、同じタイプのほうが自然とコミュニケーションが取りやすいからなんですね。

会社では怒られることもありますよね。時には理不尽なお叱りをいただくこともありますが、ある程度の指導はグッとこらえ我慢することも社会人として必要な能力の一つです。商社では主にその『グッと堪えること』を採用でも重視しています。

そのため、面接でも『多少無茶な環境で切磋琢磨した経験』はアピール材料になります。「サッカー部で試合に負けたら10km走らされてました。私はレギュラーではなかったので走る必要はありませんでしたが、自主的に参加していました」「吹奏楽部で朝5:30からの朝練に参加していました。なんとしてでもレギュラーになり大会に出たかったからです」等、多少困難なことでもがむしゃらに挑戦した経験は評価されやすいです。

商社に受かる人材の特徴・条件その3:学歴が高い

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『フットワークの軽さ』『根性』に加え大切なことがもう一つ。それは内定者の『ステータス』です。

「フットワーク軽く色々なサークルに顔を出していた」「社会人と出会う機会を作っていた」「海外でバックパッカーしていた」「部活をバリバリやっていた」等、商社に向いていそうな経歴をお持ちの方もいるかと思います。しかしながら、やはり商社は人気業界であり、『学歴を重視している企業』も少なくはありません。

・既卒の方が専門商社で内定を獲得する場合、下記のような経歴の方はより内定が出やすいと感じています。

  • 高学歴(具体的にはMARCH以上)

  • 営業経験が1年以上
  • (不動産仲介や売買・ハウスメーカーの営業等、テレアポや飛込みなどが求められていた環境で成果を出してきた方が好まれます)

上記2つのポイントを満たしていると通過率は全然違うと思います。逆に上記ポイントが一つもない場合、通過は結構厳しいと捉えてもいいかもしれません。(※あくまで経験則からのお話です)

総合商社においては更に厳しく、以下のような基準が設けられていることもあります。

  • 超高学歴(旧帝国大学や早慶、一橋、上智など)
  • 大手での職務経験
  • (ちなみに大企業は全企業数の0.3%です。詳しくは中小企業庁HPをご覧ください)

    第二新卒・既卒もそうですが、やはり就職活動において金融&商社業界が輝いて見えるのは事実です。現に就職希望ランキングでも商社は常に上位にランクインしていますよね。前回の記事で商社の仕事内容についても触れましたが、商社はグローバルに活躍するチャンスもあり、「商売とは何か」を学ぶ良い環境だと感じます。

    しかし一方で『商社向きの人材』も確かにいます。その人たちにとっては非常に合った環境だと言えるでしょう。ですが、「行きたい!」と思ったところでそう簡単にはいかない業界であることをご理解頂けたらと思います。

    最後に

    「商社に行きたい」と考えている方は多いはず。若手を採用する場合商社は新卒採用をメインで行っていますが、上記で挙げた項目を満たしている既卒・第二新卒の方は挑戦してみてもいいかもしれませんね。もちろん「項目を満たしていないから受からない」とは言いません。ですが、採用の難易度が上がってしまう可能性は高いでしょう。

    あなたに合った業界は何も一つではありません。自己分析や他己分析により、『新たな業界』に出会える可能性は大いにあります。業種というのはあくまで大枠の話ですので、一つだけに捉われてしまうのは少しもったいないかもしれません。

    ですが、これまで業界を絞ってきた方にとって、「新しい業界に目を向けろ」と言われてもいきなりは無理な話ですよね。「どんな業界があるのかも分からない」「自分の適正に合った仕事が見つからない」と悩んでいる方は、一度専門のカウンセラーに相談してみるのもアリだと思います。

    例えばUZUZなら、・第二新卒・フリーターの就職支援で数多くの実績があるため、皆さん一人ひとりに合わせたサポートが可能です。書類選考が通りにくいとされる既卒・第二新卒ですが、企業に直接登録者様の強みをアピールすることで、書類通過率は87%を超えます。このような細かなサポートを徹底しているので、内定率は83%以上です。

    皆さんに適した業界・職種を提案することはもちろん、紹介する企業においてはブラック企業を徹底的に排除することを心がけています。離職率・労働時間・社会保険の有無・雇用形態等で厳しい基準を設けており、全ての企業に訪問して基準を満たしているかを確認しています。もちろん基準を満たしていない企業との取引は一切行っていないので、弊社から入社された方の定着率は93%以上と非常に高いです。

    上記以外にもたくさんの手厚いサポートを行っているため、「少し話を聞いてみたい」「自分に合う仕事が知りたい」「相談に乗って欲しい」等お考えの方は、以下からお気軽に登録してみてくださいね。

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    個別の会社により求めている人物像は相違しますが、漠然と「この業界ってどういう業界なの?」という問いには答えられるコンテンツをご用意しています。今後注目しておいて欲しい、これから伸びる業界解説に関しては下記をチェックしてみてください。

    既卒のための業界研究|これから伸びる業界はどこ?vol.1
    既卒のための業界研究|これから伸びる業界はどこ?vol.2
    既卒のための業界研究|これから伸びる業界はどこ?vol.3
    既卒のための業界研究|これから伸びる業界はどこ?vol.4

    Kuniyuki Imamura

    株式会社UZUZ代表取締役社長。元第二新卒。鹿児島出身で高校卒業後、米国アラバマ州立大学ハンツビル校にてマーケティングを専攻。新卒で入社した会社を短期離職した経験から、日本の就活市場を変えるべくUZUZを設立。得意分野は、営業/コンサル/海外/会計分野。

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