20代の第二新卒・既卒・フリーター向け就職/転職サイト

アフターコロナの就職/転職はお任せあれ!
テレビ通話・お電話でのキャリア相談を実施しています

既卒の就活体験談Vol.25|就活失敗→留学の既卒が未経験職種で内定

飲み会をする若者達

本日も内定者の声をお伝えします。留学と留年を経験し、未経験でネットワークエンジニアを目指したKさんの就活体験談です。

将来が見えず、卒業後は留学を選択


Kさん(25歳・男性)は在学時に1年留年し、昨年大学を卒業した後に1年間留学されました。帰国した今年の夏から就職活動をスタート。Kさんの初回面談時の第一印象はとても穏やかで温厚そうで、「この人って怒ったことあるのかな?」という感じでした。

Kさんは大学で理系の学部に所属し、遺伝子の塩基配列に着目した実験を行っていました。また、中学校から続けてきた硬式テニスサークルの代表をつとめており、過去に何度か地方大会での優勝経験があるほどの腕前をお持ちの方です。

大学5年生時に就職活動を始めて10社ほど受けましたが、自分はなにがやりたいのか分からず、また海外での生活にも興味があったため憧れていた留学への思いが日に日に強くなっていきました。そのためあまり就職活動に身が入らず、最終的に1年間海外への留学を決意します。

オーストラリアでは語学学校に通って毎日のレポートに精を出したり、沢山の国の方とルームシェアやBBQをしたりとても充実した1年を過ごしていたようです。そして今年の7月に帰国し、8月に第二新卒ナビへ登録してくれました。

ネットワークエンジニアに絞って活動!!


今後の就職活動の方向性としては、初めは職種や業界は絞っておらず、やりたいことや自分に合った仕事が分からないと言っていました。

求職者の方のなかには、自分のやりたいことや夢がしっかり定まっている方ばかりではありません。やりたいことが特にない、今自分に何ができるかわからない方も沢山います。そのような方とは、一緒に話しながら方向性を決めていきます。Kさんの場合もそうでした。

カウンセリングを通して、Kさんのお話を聞くうちに「将来的に専門的なスキルが身に付き、業績をドンドン上げていくこと」を希望していることが分かりました。

また、現時点でまだ充分ではないですが、これまで培ってきた語学力を将来的に活かして働きたいという考えもありました。そのため現在需要が伸びていて、未経験からでも技術者として挑戦でき、また語学を活かせる可能性があるIT業界の「ネットワークエンジニア」に絞って就職活動をスタート。ネットワークエンジニアは、未経験の人でも活躍できる魅力的な仕事なんです。

▼インフラエンジニア(ネットワークエンジニア)の業務内容とは?

ネットワークエンジニアとして語学を活かす方法は、例えばサーバーが海外にある場合、そのサーバーを運用しているエンジニアが外国人です。その現地での運用エンジニアと日本のお客様の間を取り持つのが、「バイリンガル枠エンジニア」です。基本は英語でのやりとりになるため、技術力だけでなく将来的に語学力も活かして働くことも可能になります。

開始当初は面接で苦戦…


Kさんは説明会に参加したり、自身でもネットワークの基礎的な本を購入して勉強を進めていました。しかし、初めの2社は、書類選考は通過しましたがどちらも1次面接で不通過になってしまいました。ウズキャリではお見送りになった時もしっかりと企業様からフィードバックをいただき、次回以降の面接で活かせるようにアドバイスしています。

Kさんのお見送りになった理由としては、以下の2点がありました。

  • 自己について発信する力があまり高くない
  • 留年や留学のエピソードから、逃げる傾向がある方なのかという懸念

Kさんは、新卒の機会を逃して留学へ行ったこと、目標や計画性のなさをしっかり反省し、毎回自分の考えをまとめて面接対策に臨んでくれました。しかし面接慣れしておらず、自分の思いや気持ちを言葉で表現することが苦手なKさんは、面接の場で自然に話すことが苦手でぎこちなくなってしまっていたのです。

努力の末、内定獲得!!


このような状況を改善すべく、アウトプットの練習を重ね、Kさんとはみっちりと面接対策を行いました。1ヶ月間に10回、計20時間かけてひたすら練習あるのみです。

また、Kさんはネットワークについて勉強するだけでなく、家でその日の対策での内容をまとめ直したり、ひとりで声に出して伝える練習をするなどしっかり努力をしていました。その成果もあり、3社目で無事に内定を獲得することができました。

最終面接のあとの電話では、とても声が明るくて「内容はともかく、とりあえず自分の気持ちや熱意を伝えることはできた!」と言っていました。自信を持って気持ちを伝えられれば、途中で噛んでしまったり多少表現がうまくなくても、面接官の方にしっかりと伝わるものはあると思います。

この会社に入って努力することによって遅れを取り戻したい、というKさんの気持ちが伝わったのですね!

Kさんの今後のご活躍に期待!!


先日の内定者懇親会でも、Kさんは「CCNAの資格の勉強が大変そうだけど頑張ります!」と言っていました。

※CCNAはネットワークエンジニアの登竜門といわれる資格で、Kさんが来月から入社するスリーイーさんでは1.5ヶ月の研修期間中に目指します。

週に2回ほど顔を合わせていたので、今までのように頻繁に会わないと思うとなんだか少し寂しいです。KさんからCCNA取得の連絡が来るのを楽しみに待っています〜!技術力+αの語学力を身に付けて、世界をまたにかけたエンジニアとして名を轟かせる日もそう遠くないでしょう。

新天地でのご活躍を期待しています!落ち着いたらまた飲みに行きましょう!

執筆・編集

第二の就活 編集部

「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。編集部のメンバーは、全員が既卒や第二新卒の経験者です。だからこそわかる「就活に対する怖さ・逃げたい気持ち」に寄り添い、正しい情報をイラストや動画を用いてわかりやすく伝えていきます。

Page Top